かれこれ10年程前になりますが、大学編入をした為ありがたいことに新卒としての受験を2度経験することができた私のCA受験面接を振り返ってみたいと思います。
GS本命でありながらCA受験もしてみた
元々希望職種はGSで、最終的に内定を頂いたのもGSではありましたが、外資以外は一通りCAも受験しました。機内という限られた空間ではなく、大好きな空港でもっと飛行機を身近に感じれたら…という理由でGSを目指していましたが、CAに興味がない訳でもなかったので、東京・大阪・福岡ベースについての募集は一通り受験しました。
統合、グループ会社の統一化等によって現在は存在しない会社もあるとは思いますが6社ほど記憶があります。
採用に関する変化もある
2度の新卒受験の間3年程空いたのですが、この3年の間にも採用に関しては若干変化がありました。求められる語学レベルについてはそこまで条件の変化はありませんでしたが、ESに添付する全身写真についての指示、これについては、一度目はスーツできちっとした感じの写真をスタジオで撮影して提出したものを使用したのに対し、2度目については特に指定がないとのことだったので、自分らしらをアピールする場所で自分らしい服装で撮影したのをよく覚えています。
ど田舎の実家の近所で、自然(田んぼ)の風景バックに撮影した写真が今でも残っています。より自然な表情が出せるようにと父親に撮影を頼んだのも覚えています。
また、大抵ES審査から始まることが多かったCA受験ですが、一社だけ作文を提出することからスタートした大変ユニークな会社もありました。
個性的で制服もかわいらしさがあり若々しい感じでしたが、志望者もひときわ多く、書類審査でかなりの人数が絞られるといった感じでした。
いかに自分をアピールできるか…と思っていたのに
面接試験に関しては、志望動機や自己紹介、学生時代に力を入れたことやアルバイトについて等一般的な質問をされる事が多い中、「自分を色に例えると?」「もしあなたが総理大臣になったら?」「特技を披露して下さい」といったような、いかに自分をアピールできるかが問われるような質問をされた時が勝負だと感じたこともありました。
自分をアピールできる質問が飛んで来たら・・・私は歌が大好きだったので、もしもの時は歌を歌ってしまおうと考えていたのですが、いざそうなると勇気もなく、たどたどしい手話をしてアピールしたのを思い出し少し後悔しています。
今思ってみれば、音がはずれようが恥をかこうが絶対歌った方がいけたのにな~と。
CAに関しては、ES・一次試験は通過できたものの、2次・最終と進んでいくことはできませんでした。GSが本命であっても、CA受験の時には「CA一筋です!!」と挑んでいましたが、本心を見抜かれていたのでしょうか。
その辺りは運も縁もあるのでわかりませんが、やはり本命であるGSでの試験ほど全力で受験できていなかったのでしょう。
単にCAに向いてないと判断されていたのかもしれません(笑)
最近のCAの受験事情
最近のCA受験事情について聞くと、採用条件も個性的であったりユニークなものがあったりと、企業側もよりさまざまな角度から受験者を見ているような気がします。
会社によってそれぞれ違った雰囲気のCA像があるのも、飛行機に乗る側としては大変面白いことです。ESもそうですが、やはり面接官と実際に顔を合わせてコミュニケーションを交わす面接でいかに自己をアピールできるかに尽きるとつくづく思います。
今、もう一度受験してみたいなぁと思います。
まず歳で採用条件を満たしていないかもしれませんが・・・。