大学3年生の秋から3か月、エアラインスクールに通いました。
スクールは週2日で、90分授業でした。
スクールがある日はエアライン面接の練習も兼ねてスーツを着て行かなければならず、周囲からは「就活の準備が早いね」と言われることが多かったです。
某エアラインスクールの授業内容について
1クラス5~10名程度の人数で、講師の指導は全員に行き届いていたと思います。
授業は英語専門の1日、面接対策or一般常識1日という組み合わせでした。
毎日、新聞から1つの記事を読んでスクラップし、わからない語句の意味や読めなかった漢字を調べ、毎回授業の前に全員が内容を発表していました。
エントリーシートや自己PRはかなり厳しく添削されました。
面接の際の所作も厳しく叩き込まれ、泣いている子もいました。
そのおかげで一般企業からの内定はかなり早いタイミングで頂くことが出来ました。
エアラインの採用試験は合格率が低いこともあって、なかなか進まなかったです。
身長が低いため、客室乗務員の試験は受験していましたがグループディスカッションからなかなか進みませんでした。
グランドスタッフの試験は数社ですが最終面接まで進むことできました。
エアラインスクールに通って感じたメリット
採用試験会場でスクールの同期に合うことでリラックスできたのはとてもよかったと思います。
私が通っていたエアラインスクールでは、卒業者向けのアフターフォローが整っており、エアラインスクール修了後も、過去の合格者のエントリーシートを公開してくれています。
また、最新の採用情報をまとめたメールマガジンを配信してくれており、自分だけでは探しきれない採用情報を見逃すことがありません。
大切なのは個人の強い意志と努力
私自身、新卒ではグランドスタッフとして1社から内定を頂いていましたが辞退し、一般企業にて一旦就職しました。一般企業で5年のキャリアを積んだ後、既卒採用にてグランドスタッフになりました。
大学の専攻が英米科などの文系ではなかったため、エアラインへの就職が不利なのではと思いダブルスクールへの道を選択しました。
実際に通ってみてエアライン業界への理解が深まり良かったと思いました。
エアラインスクールに通うことがエアライン業界で働く近道と思われる方もいらっしゃると思いますが、決してそうではありません。個人の強い意志と努力が必要だと思います。