留学するかどうかを決める時には、多くのことに迷いが生じます。
どこの国がいいのか、費用はどうするのか、いつから?などの他にも、言葉の問題やステイ先など不安も募るものです。
そもそも、留学した方がよいのかどうか自体を迷うこともあるでしょう。
海外の大学院で勉強中にわかったこと
今日は、留学をお考えの方々に何かアドバイスが出来ればと思い書いています。
私は、日本で大学を卒業し、大学院生としてメキシコに留学して勉強しています。
正直、留学前は、「同級生は皆就職しているのに留学なんかして良いのか、さらに勉強するのではなく就職すべきではないか」と考えて悩みました。また、言葉の心配、生活等様々な心配がありました。
きっと同じように悩んでいる人もいるでしょう。
結果から言うと、実際に海外へ行くことで「人生は常に勉強なんだ」と気づき、留学して良かったと思っています。
日本以外で学べること
留学して良かったと思った1つ目の理由は、勉強に年齢は関係ないと実体験でわかったことです。
メキシコでは、学校の大学にまだ私と同じ年齢の生徒や年上の生徒がいます。
また、先生が他の科を勉強している場合もあります。
日本で大学院に入ってよく言われたのは、「その年で大学院?すごいね!先生もしてるの?」という言葉ばかりでした。
べつに、日本の大学を3年で卒業したりしたわけではありません。
22歳で大学を卒業し、大学院に入学したので、日本でいえば普通です。
しかし、メキシコでは勉強するのに年齢は全く関係ありません。
たしかに、日本も関係はないでしょう、しかし社会的にみると、「その年でまだ働いていないのか」と言われることも多いのです。
2つ目の理由として、学校での勉強はもちろん勉強ですが、海外に住むということ自体が大きな人生の勉強だと私は思うからです。
大学生になったら一人暮らしがほぼ当たり前のようですが、こちらではルームシェアがほぼ当たり前です。キッチンを共有して、一緒に買い物に行ったり、生活を共にする、他人と住むことを学びます。
また、日本にあるものが全世界にあるわけではないので、必要なものは作ったりもします。
最初は面倒にも感じますが、そのほうが心がこもったり、美味しくなったり、大事を感じたりします。
日本にいてもできることのようですが、ルームシェアが当たり前ではない日本では意外と難しかったりするでしょう。
思い切った選択をしてみては?
留学してどうするの?何になるの?と沢山疑問はあると思います。
しかし、今留学していて思うことは、「人生は常に勉強。もし留学をしてみたいなら、思い切って留学してみたら良いんじゃないか」ということです。
もちろん、国によって沢山の違いはあります。
私の言ったことが全てではありません。
でも、あとで行っておけば良かったと後悔するぐらいなら、思い切ってチャレンジしてみる価値はあるはずです。
先程書いたように人生は常に勉強・・・
ただ、働きだすなど環境が変われば、いくら本気で行きたいと思っても行けないというような今よりずっと厳しくなる現実もあるでしょう。
迷っているということは、その気になれば行けるということでは?
あとで後悔しないように、よく考えてみてください。
そして、是非あなたの意見を見つけて、沢山の人にシェアしてください!