空港

大学を卒業してグランドスタッフとして10年間働きました。
シフト制の勤務で仕事内容もハード、とにかく体力勝負の毎日でした。

この記事では、グランドスタッフの仕事について振り返ってみます。

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常に睡魔との戦い!?

勤務体系は早番を2日間続けて、その後2日間遅番、その後は2日間の休みといったパターンなのですが、休みが1日だけの場合もあります。
よって起きる時間と寝る時間が決まっていないだけでなく、食事の時間も決まっていないので常に便秘でした。

また早番の日は朝6時ごろには職場に到着していないといけなく、眠い目をこすりながら出勤していました。また帰りの電車の中でうとうとしてしまい、乗り過ごしたことが何度もあります。常に睡魔との戦いでした。

バックオフィスでの仕事が増えていく

最初の3,4年はカウンターに出てお客様の応対をすることが多いのですが、次第にバックオフィスでの仕事も任されるようになりました。カウンターや搭乗ゲートのリーダーとして後輩たちを見守ることもあり、時にはお客様とのトラブルやクレームを対応することもあります。

カウンターに出て仕事をする方が楽しかったのですが、後輩に仕事を継承していかなければならないので仕方がありません。また入社3,4年で国際線の担当になった場合は少しは長くカウンターにいられますが、いずれはバックオフィスでの仕事が待っています。

若さと体力がバランスよく必要

グランドスタッフは華やかでやりがいのある仕事ですが、年齢を重ねると体力的につらい仕事なので続けられる人はほんのわずかです。
特に女性の場合、結婚して子供ができるとシフトの勤務をやっていくためには、周囲の大きな協力体制が必要です。

よって結婚を機に退職する人が多いですが、ハードな仕事や女性の職場特有の人間関係のむつかしさに退職する人も数多くいます。

私の場合も、結婚を機に退職し、その後パートとして復帰しましたが、妊娠してからは重い荷物を持ったり走ったりすることが難しく、周囲に迷惑をかけてしまうことがあったので妊娠してすぐにパートを辞めました。

グランドスタッフは若さと体力がバランスよく必要な仕事だと思います。

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