飛行機のご利用者が増加すると比例して受託手荷物が増えます。

路線によって受託する荷物の種類に違いがありますが、主に紙袋、ゴルフバッグ、スキー板、ピギーバッグ、スーツケース、ベビーカー、ペットが多く発生します。

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破損が多いピギーバッグ

そして到着時によく破損してる事が多い荷物はピギーバッグです。
破損の殆どがキャスター(車輪)部分の割れもしくはピギーバッグの外面についた傷です。

車輪は長年使用していると摩耗し割れが発生します。
ピギーバッグの外面は荷物を運んでいる途中で荷物を入れるカート内で揺れにより傷がついたり、飛行機の揺れで荷物が移動して傷がついたりして不可抗力による傷がつきやすいのです。

しかし、お客様にとっては当然大事な荷物なので、「どうしてくれるの?」「弁償しろ」と職員に対して主張します。

因みに航空会社は軽微な破損は免責扱いとなり、基本的に軽微な破損は弁償しない方針なのです。車輪の摩耗や、輸送中の傷は軽微な破損に該当します。

使用感があるのに初めての使用だと言い切るお客様


以前、実際に荷物の車輪が摩耗で破損し、弁償しろと言ってきた一人の男性の対応に非常に困ったことがありました。

頭の中では軽微な破損ということは分かっているのですが、そのバッグは流行りのRIMOWAの高価なピギーバッグでした。値段が高いだけあって、お客様は怒りでしかなく、しかも初めて使用したとの申告をしてきました。

見た目は使用感があり、破損している車輪以外にも摩耗が見受けられ、とても初めてとは思えない印象を受けましたが、そこは言えません。勿論気分をこれ以上に害さない為にも免責という言葉を使う事はできません。

お客様がお持ちのクレジットカードに付帯している保険が破損に対応しているか確認するも保険が付帯しておらず、RIMOWAの保障期間があればそちらでの対応を依頼するも補償はないと言われ、結果的にはお客様の心情を考慮し、車輪部分を交換する修理を受けることにしました。

お客様の言ったもん勝ち!?

免責と言えども、明らかに航空会社側に非が無いと証明できない限りは弁償するしかないのが実情です。

荷物の破損がどこで発生したのかは殆どの場合が不明です。
その為、非が無いと明らかに証明できる事はほぼ不可能なのです。

よって荷物の破損が発生した場合は、殆どの場合、お客様の言ったもん勝ちなのです。

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