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CA受験をするにあたり、皆さんの第一の関門が「エントリーシート」だと思います。

みなさんに意識して頂きたいのは「読み手を夢中にさせる」ことです。
単に自分物語になってしまったり、同じことを繰り返し書いているだけではつまらないですよね。

「一緒に働きたい」「もっとこの子を知りたい」と思わせることのできるエントリーシートとは・・・

今回は、エントリーシートを作成するにあたって、おさえておいて頂きたい3つのポイントを紹介したいと思います。

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いかに読み手を夢中にさせるか

エントリーシートに限らず面接でもそうですが、「私は~」という出だしがありきたりだと思いませんか?

私が読み手だったら、と考えた時に、出だしにインパクトがあると更に続きを読みたくなるなと考えました。「これを一番面接官に伝えたい!」という内容を一番最初に持ってくることで、続きを読みたくなる出だしができあがると思います。

実際に、私のエントリーシートを見返してみると「私は~」から始まる出だしはありませんでした。

例えば・・・
A.「私は貴社の〇〇という企業理念に感銘を受けました。」
B.「△△という強みがある私だからこそ、貴社で羽ばたけると思います。」

AとBの文章を読んだ時に、もっと先を読みたいなと思う文章はどちらですか?

いかに読み手を夢中にさせる出だしを考えられるか、いかに自分の想いを最初にもってこれるかで、エントリーシートの内容がガラリと変わってくると思います。

企業理念に感銘を受けた、という文章は誰にでも考えられますが、自分の強みについては自分にしか書けないし、自分にしか話せません。企業理念と自分の強みがどうリンクしているか、という文章も後に持ってこれたら素晴らしいと思います。

企業研究=自己分析

企業研究と自己分析、別物だと考えていませんか?

エントリーシートに限らず面接でもいえることですが、企業研究と自己分析、この2つは必ずリンクさせてほしいと思います。

例えばエントリーシートで志望動機を書くとします。
その際「~という企業理念に感銘を受けたから」で終わらせないこと。

感銘を受けた企業理念に、自分のどんな力があてはまるのか。
そして入社してCAとなった時に、その力をとう生かせるのか、まで書けると素晴らしいなと思います。

企業理念に感銘を受けたから志望した、という文章は正直、誰でも書ける文章です。
「自分にしか書けないエントリーシート」を仕上げる為にも、企業研究と自己分析はイコールになるように心がけてみて下さい。

エントリーシートはサマリー

エントリーシートを作成する時、書きたい事がありすぎて、何から書けばいいのかわからない、という相談を受けたことがあります。私もそうでした。

自分を1枚の紙でアピールする。
こんな難しいことは他にないなと感じました。

ですが、濃いエントリーシートを作成するには、要約を重ねることだと思います。

まず、エントリーシートに書きたい事、伝えたい想いや考えを、文章にして書き出してみて下さい。それを何度も何度も要約して、指定の文字数にまとめてみましょう。そうすることで、ギュッと内容の詰まったエントリーシートになるはずです。

指定の文字数にとらわれて、最初から省略していくのではなく、まずは全部文章にしてみることです。

最初から文章にできない人は、箇条書きにして始めるのも良いと思います。
何を伝えたいのかを全て書き出し、整理してから文章にすることで、まとまりのあるエントリーシートが出来上がると思います。

省略を重ねていきなり文章にしてしまうと、内容の薄いエントリーシートになってしまうので気をつけましょう。

以上3つのポイントをおさえながらエントリーシートを作成してみると、内容の濃いものが出来上がると思います。

もし自分が何万枚ものエントリーシートを読むことになったら…
どんな内容の物を読みたいか考えてみて下さい。

書類選考通過がゴールではなく、みなさんのゴールはCAとして働くその先にあります。

CA受験の流れは、航空会社、またその年によって多少の変化がありますが、書類選考があることに変わりはありません。募集が出ていなくても、志望動機、そして自分にどんな力があって、その力を志望する会社でどう生かすことができるのかは考えられるはずです。

募集が出て、エントリーシートの締め切りが発表された時には、「あとは要約だけ」という状態まで早めに準備できていると素敵ですね。

以上3つのポイントをおさえながら「自分にしか書けない」エントリーシートを作成しましょう。

記事提供:空飛ぶ娘 https://twitter.com/skysky_ca

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