ノート

どんなお仕事をしていても、連休や有給を使って旅行やイベントを楽しみたいと思う方は多いはずです。

そして航空業界は、とても不規則な仕事なわけですが…
果たして、連休や有給は自由に取得できるものなのか!?
気になる~って方もいますよね。

そこで今回は、GSの勤務形態についての体験談をご紹介します。

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GSの勤務パターン

GSの勤務パターンは、早番・早番・遅番・遅番・休日・休日のパターンで回るのが基本ですが、担当する航空会社によってその勤務パターンは異なります。

日本の航空会社担当であれば、早ければ4時出社や5時出社、遅い場合には17時出社が存在します。
それに対し、外国の航空会社を担当する場合は必ずしも朝から夜までフライトがあるとは限らないので、勤務形態がかなり変動するのです。

私の場合、担当していたのが外国の航空会社でしたので、勤務形態は早くても7時出社、遅い場合には11時出社もしくは15時出社でした。
さらに、早番遅番以外にも休憩がなくそのまま1便担当した後に退社する場合もあります。

例えば、1日目が早番の休憩なしの勤務で7時出社の11時上がり。
2日目は7時出社の休憩ありで15時上がりし、この場合には2フライト担当します。

後半の2日間の遅番は11時出社し、20時に退社します。

休日について

休日は1日から3日あり、その時のシフトを組む人によって変わります。

基本的に教育担当であれば新入社員と合わせたシフトになりますし、年数を重ねることにより責任者業務も増えてきますので、その当日いる責任者の割り振りによっても異なります。

そのため、一番きついときであれば、早番・早番・遅番・遅番・遅番と5日間続いた後に、休みが1日のみでまた同じ5日間が続くこともあります。

しかし、そのあと有給申請をしていなくても、3日間や4日間の連休があることもあります。
その時のタイミングや自分の提出した休日次第でかなり変動します。

有給について

また、有給についてですが、特別有給というものと一般的な有給があり、私たちはシフトで勤務します。
なので明日有給にします、と突然申し出ることができません。

特別有給というのは、結婚式の出席や法事の出席、長期休暇の際に使用する休まざるを得ない有給の時に使う有給のことです。

一般的な有給は1か月前に自分で会社の勤務システムを通して申請をしますが、担当する航空会社によって枠が決まっているので、その日に必ずとれるとは限りません。

有名な歌手のコンサートですとか、クリスマスなどになると有給申請が殺到し、取れない場合もあります。

その場合はその年に取得した有給休暇の取得数の少ない人、もしくは年次が高い人から順番に有給が使えるようになっております。

航空会社の勤務体系はとにかく複雑で担当航空会社によるので、シフト担当の技量がかなり左右いたします。

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