グランドスタッフ時代はストレスがすごかったです。
でもそれは、受け止めてしまうからストレスを感じるのですが、考え方次第では回避できるのです。
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どんなことでストレスがたまる?
友人よりも敵を作りやすくて、搭乗ゲートが遠すぎるという苦情から、お体の不自由な方のための車椅子の手配では、人目が気になると苦情を受けたりすることもあるのです。
空港でミスがあればもちろん、地上職にお客様からのしわ寄せが寄ってくるのです。
声を荒げるまでいかなくても、苦情は日常茶飯事でした。
客室乗務員は国の象徴にされることもあるのでマナーから立ち振る舞いまで大変らしく、手の組み方までがクレームにつながることもあるのですが、地上職はそれ以前の問題を解決しないといけません。
とくに、きつかった課題ですが手荷物検査などメインの入り口から登場ゲートまでが遠すぎて、足腰に辛いという相談を受けたことでした。
できれば搭乗ゲートを事前に選びたいという要望をお持ちのお客様がいたので、これはもグランドスタッフの判断では対応できないという判断で、航空会社の方に相談してもらうように伝えました。
自分でも調べておいて将来の仕事に活かそうと試みたのですが、搭乗ゲートは直前まで決まらないということで希望には添えないという結果になってしまいました。
こういう感じで、お客様の要望、苦情をダイレクトに受けているグランドスタッフ、ストレスも大きくてうまく発散することができないということもあります。
友達と励ましあってストレス緩和
ストレスは、友人と共有することで緩和されたりもします。
友達の作りかたですが、客室乗務員よりも作りやすいです。
客室乗務員の友人は仲間がいても孤独だと言っていたので。
仕事に対する孤独感であれば地上もまた同様ですが、やはり地上職は所詮助けを求める相手も、いろいろと設備もありますから違うようです。
同僚が友人になりやすく、仕事終わりに食事に行くことも出来る関係です。
チームワークを重要視するのです。
しかしながらも、勤務はシフトなので、友人との時間がとりにくいということもありました。
そんな時は当時はメールでコミュニティの代わりにしていたのです。大変だったことの報告、励まし合うということも多かったので乗り切れたと思います。
異性とのときめきもストレス解消に!
あと異性関係、ときめきもストレスにいいですよ。
パイロットと知り合いたいという女性スタッフも多かったです。
しかし、まず無縁でした。客室乗務員になるかでもしないとほぼ接触のタイミングはありません。
空港内で勤務後飛行機から降りてきたパイロットを見かけるようなことはありますが、まず焦燥しきっているパイロットに誰も声をかけていませんし、グランドスタッフが一人でそういう行動を起こしてしまうと、目立ってしまいます。
ということで、かっこいいパイロットを目撃しても地上職であれば接近のチャンスもありませんでした。
私の場合は、異性関係よりもジムで汗を流すことの方が良かったですね。
体力もついてかつ、ストレスの発散になります。
ペットとの散歩、自然に触れることもいいですよ。
自分なりのストレスの発散方法を複数持っていると、溜め込まないでいられると思います。