私は一時期、空港で受付カウンターを任されていた契約社員でした。
客室乗務員にも知り合いがいることから、よく面白い話を教えてもらうのですが、空の上で働く友人のエピソードをご紹介します。
食事というのは仕事につくために必要なエネルギーになりますが、客室乗務員の食生活は案外偏食であることも多いようです。
客室乗務員の食生活
国内線勤務は飛行機に常務している時間は国際線よりも短いのですが、1日に何度も往復しなければいけないために体が忙しく、小間使いのようだと愚痴をはいていました。
熊本と大阪を往復したあとは、お昼ご飯を食べるために一旦会社の事務所へ戻らなければなりません。
会社からはお弁当が支給されているため、幕内弁当をみんなで食べてまた仕事で飛びます。
ただこれだけのことですが、日々継続していたら新鮮味がなくて面倒だということです。
一般のOLとの違い
OLのように、デスクにお菓子をストックしておき仕事中に一口食べるということや、コーヒーでブレイクタイムをするとること、ランチに好きな飲食店を利用することなど、いずれもできません。
食事に対しての欲望はシャットアウトせねばならないのです。
これならまだ国際線に長時間勤務している方が気が紛れてくるそうです。
加えて、制服のサイズの問題があるため、太ることができません!!
ちょっとウエストが大きくなっただけでもスカートがきつくなってしまうようです。
食べたいのに食べられないというジレンマがあるので、ランチのお弁当さえ半分しか口にしないことも…
女性なら甘いお菓子も頬張りたいのにできないのです。
空港の受付カウンターは時間も業務もスピードを要求されてしまうストレスの多い仕事でしたが、客室乗務員は逆で体力勝負でありながら勤務日はお腹いっぱい食べられないという立場なのです。
食べる楽しみがないときのリフレッシュ方法
それでも客室乗務員の運動量は多く、とにかく疲れやすい仕事のようです。
夕食は、コンビニ弁当を買って会社の寮で食べてすませるというのが日常のようでした。
あとは炭水化物を控えめにして、野菜・おかずをメインに口にする、塩分・にんにくなどの臭いの強いものを控えるということも注意しているそうです。
それも翌日の仕事があるので、お酒も控えて腹八分目で終えます。
ではどのようにしてストレスを発散させているのか?
食べることで癒されやすい女性にとって食を奪われた場合ですが、その客室常務員は会社の寮で生活しており、休日は同僚と外出してショッピングと趣味に出かけています。そして、日常は眠りに帰るだけという閉鎖的な環境で生活を送っています。
1人で過ごす時間が多いですが、それゆえに、職場以外の人と会うことはリフレッシュになるとのこと。
家族、友人に電話をしたりすることもあるようです。
20代から30代という年齢の女性がこのような食生活に耐えられるか、というと厳しいです。
チョコレートドリンクを飲むだけとか、サプリメントとサラダのみの食事をとる方もいるそうですが、客室乗務員の食事というのは偏食が多く案外シビアなのです。