CAの失敗体験談!やってしまった機内アナウンスの間違い

CAの機内アナウンスは、しっかりとしたマニュアルがあります。
しかし、毎回出発・到着空港が同じなわけではないですから、マニュアルとメモなどを見ながらでも、やはり人間なので、間違ってしまうことはあります。

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到着地の現地時間や日にちは間違いやすい

国際線では、到着地の現地時間や日にちは、結構間違いやすいポイントです。
わかっているので細心の注意をはらっているつもりですが、やはり間違えることもあります。

そして、現地時間の間違いをCA同士ですぐに指摘できて、訂正アナウンスをいれられればいいのですが、先にお客様に指摘されることもあります。

サマータイムが一番やっかい

国際線の現地時間の間違いで一番やっかいなのは、サマータイムを導入している国の時間です。

時間が変更になる日の到着時間は、お客様の指摘が間違っていることもあったり、間違いがプラスマイナス1時間の範囲なので、「正しい時間は?」とCA同士で話しているとだんだんみんなが「???」になってきたりします。

到着地そのものを間違えてしまった!!

私がやってしまった、もっともお客様から反応のあった機内アナウンスの間違いは、国内線の到着地そのものを間違ってしまいました。

国内線の場合、CAは1日に数本連続して乗務する場合がほとんどです。
その日は大阪→鹿児島→大阪→宮崎→大阪と乗務でした。

3本目のフライトで、宮崎空港に着陸したところ、「鹿児島空港に着陸いたしました。」とアナウンスしてしまい、そのままいい調子で最後までアナウンスしてしまったのです。

確かに、なんとなくお客様がざわざわしている感じがしましたが…気がつかないで最後までアナウンスしてしまったのは、本当に恥ずかしかったです。

降りるとき、優しいお客様は、「ちゃんと宮崎だからいいよ。鹿児島って言ってたけどね。」とのツッコミがありました。それ以後、しばらくはアナウンスするのが怖かったのは言うまでもありません。

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