これからCAを目指す皆さんにとって、エアライン受験は未知の世界だと思います。
そのため、スクールに通うかを迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですが、流れとポイントさえ掴んでおけば、あとはどれだけ努力したかで結果に繋がるのがエアライン受験だと思います。
エアライン受験の流れ
まず、エアライン受験の流れについてです。
書類選考→一次面接→二次面接→最終面接
航空会社によりますが、これが大まかな流れです。
その過程にSPIや身体検査、体力測定があることもあります。
(航空会社によって違うので、会社HPから自身で確認をすること)
皆さんがまず最初に直面するのが「エントリーシート」です。
志望動機やこれまで頑張ってきた事等、自分をアピールする為のシートです。
締め切りギリギリにならないよう、締め切り日の2、3日前の日付けでスケジュール帳に書くことをオススメします。書類選考に関わらず、最終面接までの過程で志望動機は必ず聞かれるものだと思って下さい。
もし自分が面接官だとしたら、「なぜこの会社に入りたいのか?」を知りたいと思いませんか?
なので、書類選考が出る前から、しっかり志望動機については考えておきましょう。
面接に関しては、ひたすら面接対策。
どんな質問がきても大丈夫なように、一問一答形式でまとめておくと良いですよ。
また、2020年の東京オリンピックに向けて、各航空会社の路線にも変化が見られます。
最新のニュースを確認しておくと共に、英語での面接にも供えましょう。
近年英語での面接も増えてきていることはご存知でしょうか?
さっきまで日本語での面接だったのに、突然英語で質問がきた、という受験生も。
そのような場合でも、頭が真っ白にならないように、早め早めの準備を心がけましょう。
エアライン受験の3つのポイント
では、エアライン受験の3つのポイントについてです。この3つをおさえながら準備をする事で、今先が見えなくなっている人も、道が見えてくるのではないかなと思います。
①企業理念と自分の力がリンクしている所を見つける
私がサポートさせて頂いている受験生の志望動機に多いのが、「企業理念に感銘を受けたから志望した」という様な志望動機です。
企業理念に感銘を受ける、と書くのは簡単。
1番大切なのは、志望する会社の企業理念に、自分のどこがリンクしているのかです。
そこを深掘りするには、自己分析が必要ですよね。
「感銘を受けたから入りたい」という様な薄い志望動機にならないよう、企業研究と自己分析は並行して行いましょう。
また、企業理念を述べた後、自分物語になってしまう方がよくいらっしゃいます。
エントリーシートだけでなく、面接本番でも、何をきかれているのか、途中でぶれてしまわないようにしましょう。
②面接対策は、一問一答形式で予測準備をする
どんな質問が来るか、ある程度は自分で予測することが可能かと思います。
自身が書いたエントリーシートをもとに、どんな質問が来るか考え、その答えもまとめておく事。
予測していた質問以外の問いが来ても、しっかり準備しておけば、準備していたものを応用して応えることができます。
③グローバルな視野を持って、希望の航空会社を見つめてみる
これは、2020年の東京オリンピックが深く関係しています。
今会社が欲しいのはどんな人材なのか?志望する航空会社が世界のどのランクにいて、グローバルな舞台で何を頑張っているのか。
サービス以外にも、航空会社として行っている事が沢山あります。
志望している会社を、どう持って行きたいのか、どう変えて行きたいのかも具体的に考えておきましょう。
まとめ
以上3つのポイントをおさえるだけで、少し先が見えてくると思います。
皆が持っている情報より、あなたしか持っていない情報。
言葉の引用より、あなたにしか表現できない言葉。
「自分らしさ」を大切に、エアライン受験の準備を進めて行きましょう。
与えられた時間は皆同じです。
内定を目標とするのではなく、CAとして働く自分を目標に頑張りましょう。
記事提供:空飛ぶ娘 https://twitter.com/skysky_ca