新卒の皆さんは、続々とエアラインの募集が出てくる時期になるとかなり忙しくなってきますよね。
エントリーシートの入念な準備だけでも大変なものです。
自身の経験を振り返れば、エアライン受験は大変でした。
脅すわけではなく、他の企業を受けた時よりも何倍も準備し臨むことが多かったように思うのです。
まずは下準備から
面接に行き着くまでにやったことをざっと挙げますと・・・
- ヒールの高いパンプスを購入
- メイク道具をそろえる(特に口紅やアイシャドウをデパートのカウンターでちゃんと選んでもらう)
- シニヨンを練習する(出来なければ当日の面接はプロに依頼するためサロンを検討)
- 写真館を吟味しエントリーシート用の顔写真を撮影する
- 全身の写真は「写真館での撮影は禁止」と書かれていれば、プロのカメラマンに屋外での撮影を依頼する(もちろん家族に撮ってもらっても可)
- 歯のホワイトニングをする(気になる方は1回5,000円代でお試しできます)
- 骨盤矯正をする(最終面接に備え、骨盤の歪んでいる私は3回ほど整体に通いました)
ここまではほんの下準備。
企業研究を鬼のようにする
ここからが本番。
エントリーシート作成のために、企業研究を鬼のようにする。
- なぜその会社なのか?
- 他社ではなく、その会社のCAになりたいのか?
それらを突き詰めて、自分は○○社のCAとして、このようなサービスがしたい、このように働きたいということを明確にする必要があります。
WHY?をご自身に投げかけまくってください。
どの会社も同じような志望理由になってしまう、という方も多いと思います。
その場合、まず会社のホームページをしっかり見てみてください。
どの会社も必ず企業理念があります。
理念や方向性を打ち出していない会社に入りたくないですよね・・・
必ずその会社のカラーがわかり、どんな人材がほしいか書かれているのでそれらを読んでピンときたワードを書き出してみてください。その作業はエントリーシート作成に直接結びつかなかったように思えても、面接の土壇場で役に立つことがあります。
私は実際に、行きたかった会社の社会貢献まで頭に入っていたので、最終面接でそのことに触れることが出来、その瞬間面接官の顔が「おっ」となったことを覚えています。
ちなみにその会社に合格し、働きましたよ。
エントリーシートを誰かに見てもらうのも大切
え~?どうしよう!エントリーシート難しい!と焦ってしまう方は、エアラインスクールでエントリーシート作成講座を短発やっているところもありますし、大学や専門学校の就職課の先生に見てもらうのも良いでしょう。
家族でも良いと思いますよ。
私は父や兄に文章が変じゃないか・言いたいことは伝わっているか確認してもらいました。
人に見せるのって恥ずかしいと思います。
私は文章書くことに、当時まあまあ自信があったのですね。
謎の自信!恐ろしいですね!
だから、エントリーシートを書き上げてから誰にも見せるつもりはありませんでした。
けれど試しに父に見せたら、うーん・・・この言い回しは・・・と指摘してもらい、理系の兄から見ても言いたいことが論理的に書かれているかを確認してもらえたことは効果的でした。
まあ何が言いたいかといいますと、独りよがりな文章になってないか第三者に読んでもらってね!ということです。
出た募集は全部受けるというスタンスでOK
ここまで読んだ皆さん、CA受験って大変・・・1~2社に絞って準備しようかな・・・と不安になっておられませんか?
もちろん、「とにかくCAになりたいから」
だから「出た募集は全部受けます」というスタンスでいいのですよ。
私もとにかくCAになりたかったので、募集が出ればその都度心が躍っていました。
「やった!CAになるチャンスがまた増えた!」と。
身長が165センチ以上と書かれている外資の会社にも159センチしかないのに受けに行ったりもしましたよ。
「そこに立って」と立たされて面接官がコソコソ英語で話しているときは心底サバ読みを悔いましたが、まあ今となってはチャレンジして良かったと思っていますしね。余談ですが。
エアライン受験は準備が本当に大事
ここまで書いてきて一番言いたいことは、エアライン受験は準備が本当に大事ということ、そしWHY?の視点です。
なぜCAになりたいの?なんでその会社なの?を各会社、準備する際にしっかり問いかけてほしいのです。
なぜかというと、入社してからそのエアラインやCAという職業にギャップを感じて辛い思いをしてほしくないからです。
他の記事で人間関係を上手くいかせるコツやCAの世界独自の掟、なんかにも触れていますが、どうかご自身にとって一番働きやすい会社にご縁があり、CAというやりがいのある仕事で力を発揮されてくださいね!!