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パイロットとのブリーフィングに苦労した日々(運航管理者体験談)

私が運航管理者として空港勤務している時のことです。
運航管理者は、飛行する便毎に飛行計画書を作成しパイロットに対してブリーフィングを行います。

そのブリーフィングで2年間苦労したため、その思い出をご紹介します。

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ブリーフィングとは

ブリーフィングとは簡単に言うと、航路上の揺れの状況や予想、目的地空港の気象状況と今後の変化予想などを踏まえて、飛行高度の選定や燃料計画を行い、パイロットに説明をすることです。

飛行計画の内容をパイロットと運航管理者双方が合意してはじめて成立し、運航することができるのですが、パイロットによっては合意に至るまでに時間を要し、結果出発が遅延する、最悪は合意に至らずに欠航となることもあります。

私が苦労したのは、一人で業務を行ってから2年間でした。
どんなに自分が良いと思った飛行計画を立案してもことごとくパイロットに変更されるのです。

この業種に不向きなのかと思う毎日が続き、出勤するのが嫌になることもしばしば。とは言っても、シフトで動いている業界なので、休む訳にはいきません。

飛行高度を必ず変更するパイロットが!!

そんな中で一番苦労したのは、計画した飛行高度を必ず変更する、ある一人のパイロットの対応でした。

このパイロットは何故か分かりませんが、飛行高度をいつも低めに承認します。
しかも低い高度に揺れが予測されていても。

高めの高度の気流が安定していてスムーズに飛行ができ、しかも、高度が高くなればなるほど燃費も良くなるのに、揺れてしかも燃費の悪い低い高度を選択するのは全く理解できなかったのです。

計画を変更する際は極力理由を述べるのですが、その理由はいつも同じで、「航路上の揺れが予測される」なのです。計画高度は全く揺れていないし、今後も予測されていないのに。

気持ちよく出発してもらう為に

全く理解できない理由に悩まされましたが、このパイロットの便の時はいつしか飛行計画書を低い高度で作成するようになってしまいました。

それでも高度を変更するので、ただの偏屈パイロットと割り切って仕事をするようになってしまいました。

本当はこんな対応はしてはいけないのですが、パイロットと揉めてへそを曲げられると、遅延したりすることも現実あるので、気持ちよく出発してもらう為に、ただ単に「はい」と言いながら穏便に仕事を進めるだけの管理者となっていた自分が情けなく、腹立たしいことを記憶しています。

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