CA(客室乗務員)とは、同じ航空業界でも地上職勤務(GS)とでは、別の世界で生きていると言えます。
ですが、学生時代からの友人とはプライベートで食事をする関係ですから、よく仕事の愚痴を聞いていました。
ほんの些細なことなのですが、愚痴は新人であればあるほどあるみたいです。
そんな中で、GSである私が唖然としてしまったエピソードをご紹介します。
経歴の長いベテランCAの態度と仕事ぶり
日系の航空会社の客室乗務員をしていた友人でしたが、かなり経歴の長い先輩が社内にいるそうです。年齢もかなり上で、とても若い客室乗務員とは相容れない仕事ぶりや容姿ということで変わっている存在らしく大変そうでした。
まず、職歴が長いので何でもこなせるものの、新人とも相容れない関係で、休憩も個人的に好きな床でくつろいでいたそうです。それを目撃した何も知らない乗務員は首をかしげているのですが、中間の立場の乗務員である友人が最も辛い心境になるそうです。
ですが、ベテランの客室乗務員さんに憧れているというスタッフもおり、仕事はできるらしいです。
若いスタッフからすれば、ついていけない、理解できない相手なのです。
そんな愚痴をよく聞いていました。
あとは、お客様への対応では、荷物を棚にあげてほしいという依頼を受ける場合があるそうですが、後のことを考えても面倒なのでできるだけ対応したくないという話もあります。
後のことというのは離陸前に荷物をのせてしまうと、着陸後にはまた下ろさねばならないだろうから、お客様に呼ばれてしまうという手間のことです。
私はその事情を聴いた時、最悪、それってお客様が受けられるサービスを拒むということでは?と反感して見たのですが、友人はそれでも小さな荷物は足元に置いてもらうとか、手間のかからないようにしているということでした。
計算高い仕事ぶりにあきれてしまった
正直なところ、地上職勤務者である自分の仕事の苦労・理不尽さを考えると楽だなあと感じてしまうのです。
他にもやるべきことがありすぎて忙しいからとも言えるのかもしれませんが、CAはなんてしたたかで計算高い仕事ぶりなのかと、憤りを感じました。
もしも、自分がお客さんの立場で乗るとしたら、汚れた足元になんかカバンを置きたくもないでしょう。汚れる上に、揺れで移動してしまうという可能性もあります。女性であればなおさらそのように感じるものですし、清潔な方がいいですから。
友人が勤務する会社では特にそういう姿勢の乗務員が多いそうでひどいものだと…
お客さんが困っていても、あえて気づいていないふりをする乗務員もいるそうです。
じゃあ、乗務員さんが手伝てっくれないんであれば、手荷物はできるだけ持たない方がいいということになります。
まとめ
航空会社も会社に特性があるので、自由度が高い・低い、サービスには一貫性がある・ない、という基準で見ることもできるそうです。
学生時代はそこまで見極めができないので、入社してから会社に合わせるしかないのかもしれません。
私の場合、ただ受かった会社だからという控えめな選び方ですが、同じ社内の友人の話を聞いていても不快に思いました。