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国内線勤務で出会ったお客様から学んだこと(CA体験談)

  • 2018.10.21

国内線で働いていた時の事です。
基本的には一期一会のお仕事で、毎日何百人ものお客様との出会いがあります。

良い意味でも悪い意味でも、この出会いから色々なことを学ばせていただきました。

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何度も機内でお会いするお客様

そんな中毎日何便も乗務していると、同じお客様と何度も機内で会う事もあります。
良い意味でも悪い意味でも目立ってしまうお客様だから覚えてしまうわけですが。

中には乗務員の顔と名前を覚えて下さるお客様もいて、あ!〇〇さん!また会ったね、と声をかけて下さるお客様も。一期一会が当たり前のお仕事で、何度もご縁があるのはとても嬉しい事でした。

反対に、理不尽なクレームをおっしゃるお客様も、なぜかご縁があり何度もクレームをおっしゃる場面に立ち会ってしまうこともありました。重箱の隅をつつくような細かい事にいつも怒っていらして、どうしてそこまでしてうちの航空会社を選ぶのかしら、と正直不思議でした。

心が広い!天使のようなお客様

そうかと思えば、天使のようなお客様に出会う事もありました。

ドリンクサービスの際に飛行機が揺れて、アイスコーヒーを持っていた手が滑り、なんとお客様の真っ白いTシャツをアイスコーヒーだらけにしてしまった時の事です。

もちろんすぐにお詫びをしてなんとか染みを薄くできないか試みたのですが、お客様は「大丈夫ですよ。Tシャツはどうせ汚れますから。」とおっしゃったのです。お洋服を汚してしまった場合はクリーニングクーポンをお渡ししていましたが、そのクーポンさえも受け取って下さらなかったのです。

真っ白のTシャツが真っ黒になったのですから怒って当然の事なのに、こんなにも心の広い方もいらっしゃるのかとびっくりしたと同時に、同じ事が自分に起こった場合その方と同じ対応ができるだろうか、と考えさせられる出来事でした。

出会いを通じて考えさせられる貴重なお仕事

小さな事でもその人の人となりが分かってしまうお仕事でした。

例えば手荷物。
重たい荷物をご自身で上の棚に入れて下さるスーツ姿の男性と、何も言わずに通路に放置して座ってしまうスーツ姿の男性。

通路に放置するお客様は、乗務員が上の棚にあげるのは当然と思っていらっしゃるのでしょう。どんなに素敵に着飾っている男性でも、そういう面を見てしまうと残念に思いました。

あとは、忘れられないお客様がいました。
ある有名人の方に毛布を頼まれたのでお持ちし、隣のお連れ様にはいかがですかとお聞きしたら、わざわざかけていたサングラスを外してありがとうとお礼を言って下さいました。

たった一言の会話でしたが、真っ直ぐ目を見てかけて下さった言葉が心に響きました。
私はその方をテレビで拝見する度にその時の事を思い出し、その方のファンになりました。

良い事も悪い事も、お客様との出会いを通じてたくさんありましたが、1日に数百人に出会うという貴重なお仕事を通して、人生勉強をさせてもらったと思っています。

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