エントリーシートのお題が発表され、提出締切日まで残り約1ヶ月。
今回は、「あなたが過去に成し遂げた一番の挑戦」についてどう掘り下げていくか、そして書き方のコツをポイントと共に紹介していきたいと思います。
自己分析する上でのポイント
「あなたが過去に成し遂げた一番の挑戦」について、何を書くかは決まっていますか?
このお題に関して大切になるのは、やはり自己分析です。
まずは、次の2つをまず箇条書きで書き出していきましょう。
- 頑張ったこと
- 辛かったこと
自己分析する上で、サークルで経験したテニスを例に挙げるなら、サークルで頑張ったことや辛かったことについてフォーカスしてみるということです。
ここからがポイントです。
1つ目の頑張ったことの場合、「更なる高みを目指して行ってきたこと」について掘り下げて行きましょう。
2つ目の辛かったことの場合は、「辛かった時期を打破する為に、どう行動したのか」を掘り下げて下さい。
この2つを共に掘り下げていくことで、自分にとってどんなことが1番の挑戦だったのかが見えてくるはずです。
「自分にしか書けない挑戦」について考える
また、一人で海外留学に行くことが自分にとっての1番の挑戦だった、という方もいらっしゃると思います。
ですが、「自分にしか書けない挑戦」について考えてみてください。
一人で海外留学に行くことが1番の挑戦だった、というエピソードで考えている方は、海外留学中の「挑戦」について掘り下げていくと、オリジナリティが出てくると思います。
海外留学について、わかりやすい例を挙げてみたいと思います。
A. 一人で海外留学に行くことが、私にとって1番の挑戦でした。
B. 一人で海外留学に行き、留学先で日本の「おもてなし」を広げることが、私にとって1番の挑戦でした。
Aは留学経験がある方であれば、誰でも書ける内容になっているのがおわかりでしょうか?
比べてBは、留学先でどんな事をしたのか、そこもアピールできるポイントとなっています。
エントリーシートや自己紹介の内容を考える上で、脱線してしまうこととオリジナリティを失くしてしまうことが1番の痛手です。海外留学、サークル、アルバイト、話したい大雑把な内容はほぼ皆同じだと考えて下さい。
その中で自分がどう動いたのか、にフォーカスすることで、オリジナリティに溢れた内容になっていきます。どれだけ自己分析が重要かおわかりでしょうか。
何が1番の挑戦なのか明確にする
また、「挑戦」というお題になると、自分がやってきたこと、頑張ってきたことを沢山並べてしまう方がよくいらっしゃいます。あれもした、これもした、そしてこれも…となると、何が1番の挑戦なのか聞き手にはわかりにくくなります。
自分物語をひたすら語ったところで、「一番の挑戦」については伝わりません。
これが一番の挑戦だった、というのを明確にすることがポイントです。
色んな挑戦をしてきて、全てアピールしたい気持ちはとてもわかりますが、お題に「一番」が来ていることから、その中でも特に主張したい挑戦について考えていきましょう。
脱線してしまいそうになった時、あるいは脱線して混乱してしまった時は、質問文を読み返す、考え直すことに徹して下さい。
また、このお題に関しては「どのように行動したか」を書く必要があります。
一番の挑戦について絞ることができたら、次はその挑戦について掘り下げを進めていきましょう。
その挑戦をする為に…
- 何を目標としていたのか
- どんな考えがあったのか
- どんな事をしたのか
- どんな事が大変だったのか
- 何を大切にしていたのか
このように、自分で一問一答を考えてみることで掘り下げを進めることができます。
まとめ
エントリーシートの為の掘り下げですが、面接でも聞かれる質問もあるかもしれません。
自己分析についてはやっただけ自信がつきます。
上記のように、挑戦について掘り下げていく中で、どのエピソードを付け加えて具体性をアップさせるかを考えてみましょう。
どのように行動したのかを書く時に、「どうしたいと考え、その行動に至ったのか」をよく掘り下げてみて下さいね。
挑戦に限らず、すべての行動に理由があると思います。そこを掘り下げ、文にすることで説得力のある文に仕上がります。
記事提供:空飛ぶ娘 https://twitter.com/skysky_ca