国によって文化は違うもので、びっくりすることがあります。
その中で、韓国は何でもせっかちであるという国民性があるのですが、その反面、時間にルーズだったりもするのです。
韓国人が時間にルーズだということをコリアンタイムなどと言うそうですが、韓国に留学する方・したい方は、国民性をもう少し確認しておきましょう。
留学中、韓国人の友達と待ち合わせをしたが…
韓国での留学生活が始まり、韓国の友達との約束があった日のことでした。
友達と18時に学校の正門で待ち合わせをしようという話になっていたので、私は当たり前のように待ち合わせ時間の5分前に約束場所に行かないといけないと思っていました。
せっせと準備をして、17時55分に到着しました。
まだ5分前だったからか友達の姿はなく、私はそのまま待つことにしました。
待つこと5分。約束の時間ですが、辺りを見回しても友達の姿らしきものはありません。
もし遅れるなら携帯に電話やメールが入っているだろうと思い、念のため携帯をチェックしてみましたが、電話もメールもありませんでした。
まあ、ぴったり18時に現れないこともあるか。今向かっているのかもしれない。
1、2分時計がずれていることもあるよね。
そんなことを思うものの、なぜか嫌な予感がしながらも自分に言い聞かせ、もう少し待ってみました。
人を待たせても全然気にしない韓国人
ところが、嫌な予感が的中。10分経っても現れませんでした。あれ、やっぱりおかしいなと思い、電話をしてみますが、なんと電話にも出ないのです。もう一度辺りを見回してみますが、やっぱりいない。約束をしただけに、私はそこでただ待つことしかできませんでした。
数分後、友達から電話がかかってきました。何かあったのかな。大丈夫かなとドキドキしながら、電話に出ると、「ごめん、電話に出れなかったよ。今、経営学部の建物を出たよ。今向かってるから。」と、あまり悪気がない様子。
とりあえず、連絡取れて状況がわかったし、経営学部からは、ここまで5分くらいで着くからと、あともう少しまた待つことにしました。
でも、それからさらに10分以上過ぎているのに来ません。
人と約束しておいて、どれだけ人を待たせておくつもりだ?と、さすがにイライラしてきたころ、やっと友達が現れたのでした。
時間通りに集まらないのが普通だった
その後も、他の韓国人と遊ぶ約束をする度に、ほとんど約束時間には、現れないということを学んだので、私自身が留学生活中に時間にルーズな人になってしまいました。
友達に聞いても、韓国では、時間通りに集まらないのが普通だとのこと。
その環境のおかげで、よく言えば、臨機応変に対応できる力がついたと言えそうです。
時間を守れない子になってしまい、日本に帰国後は少し苦労したというのは、ここだけの話です。
郷に入っては郷に従えなんて言いますが、いくら国民性だと言いながらも悪い習慣をそのまま身につけてはダメでしたね。相手に合わせたり、時には自分に合わせてもらったりしながら上手く付き合い、嫌なことは嫌だとハッキリ意見を主張することも大切でしょう。
今日は待ちたくないから、必ず時間厳守で来てねと言ってみても良かったかも・・・
あとは、早めの時間で約束しておくなんていうのもすればよかったですね。