カナダ

語学留学する場合、しっかり目標を立てることで効率よく目的を達成することができます。

そして海外ですから、それぞれの国の国民性や文化の違いも学習スピードに影響してくるでしょう。

今回は、カナダに留学した時の体験談をご紹介します。

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学習スピードをアップするための目標は2つ

3ヶ月半という短期間のカナダ留学でしたが、かえって明確な目標がたてやすく、それを頭に日々授業やネイティブとの会話をすればよかったので、学習スピードは高かったです。

その目標は2つ。
出来るだけ多くの慣用句、スラングを覚えることと、将来英語の資格の試験を受ける際にも使えるであろう文法や表現のミスの癖を知ることです。

その2つをなるべく多く実践するのに手っ取り早い方法が一つあります。

それは日本人グループで集まらないこと。
同じ会話をするにしても、学習スピードを上げるにはその言語のネイティブと話す機会をなるべく多く持つことを心がけました。

学習するうえで助かったカナダ人の国民性

他の国でそうやってストイックになると辛いことも多く聞きますが、自分は違いました。
勿論、会話の中でいっぱい失敗もします。文化的にNGなことも幾度となくやってしまいました。

しかし、カナダの方は基本的に大らかでのんびり。
間違いをしても「こうすればいいんですよ」ということをやんわりと教えてくれる国民性ですので、このことも学習するうえでとても助かりました。

だからストイックになれたんです。
こういった居心地の良さを感じることは日常生活でも感じました。

日本にかけていると感じたおおらかさ

街で人にぶつかってしまったらまず間違いなくお互いに「ごめんね」とにこやかに言い合います。

道を聞いても、何かを落とした時に拾って頂いた時も「そうそう、ここ分かりにくいよね」「私もよくやっちゃうんですよ」などお互いに不快にならない会話というのを何度も経験しました。

この大らかさは実は日本にかけていると感じます。
実は教育水準でも先進国であるカナダ。
周りが大らかであるからこそ入ってきた知識も多くあります。

カナダの学校教育では、ニュートラルアンサーというYES,NOどちらにも属さない答えも大事にすると聞きます。

目の前の答えを急ぐ日本の教育は転換点にきていて、もう少し見守るスタイルになれば現在の日本の教育の問題点の幾つかは解決できるんじゃないかな、とカナダで生活してみて感じた次第です。

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