困った

グランドスタッフ(GS)は、あまり学力が求められない職業です。
そのため、職場ではちょっと鈍い子、天然ちゃんが割と多くいました。

今回は思わず笑ってしまうような、困った後輩の例を紹介します。

スポンサーリンク

お客様の名前が読めない後輩

グランドスタッフはゲートで業務をこなす際、アナウンスをしなければいけません。
お客様をお呼び出しをするときには、予約している名前をアナウンスしなければいけません。

日本人であれば問題ないですが、ベトナムやインド、タイなどだと馴染みのない名前が多く、毎回読むのに苦労します。

グランドスタッフとしてある程度勤務をしているだんだん読み方がわかってくるのですが、新人には難しく、間違って読んでしまうこともあります。

間違っていてもなんとなく伝わるであろう範囲であればいいのですが、中にはカミカミで何を言っているかわからないようなアナウンスをしてしまう後輩も、明らかにそうじゃないだろ!と突っ込んでしまうような読み方をしてしまう後輩もいました。

そのようなアナウンスが空港中に流れていると思うと、先輩としてとても責任を感じました。

コードを覚えない後輩

航空業界では聞き間違いを防ぐために、英語での名前を読み上げるときに、aはable、bはbakerなどそのアルファベットで始まる単語で読み上げます。

私の後輩にどうしてもこれを覚えない後輩がいたのです。

スポンサーリンク

例えば、rはrogerというのですが、その後輩は堂々と楽天のrです!と言ってしまうような子でした。自分でコードを作ってしまうちょっと面白い後輩で、私も思わず笑ってしまうことが多々ありました。

スペルが伝われば問題ないのですが、いつまでたってもコードを覚えないので、他の先輩からはきつく怒られていました。

早く退社してしまう後輩

グランドスタッフはそれぞれのシフトがバラバラなので、退勤については厳しく管理されていません。タイムカードなどもないので、退勤時間になれば自分一人で退社するという流れです。

業務が終わってもオフィスにいなければいけないというのが当然なのですが、一人一人を管理しきれないため、いつも10分ほど早く退社してしまう後輩がいました。

オフィスにいるはずのあの子がいない!ということがよくあり、勤務時間内に着替えを済ませ退社していることが発覚しました。
先輩に注意されてからは改善されましたが、シフト勤務という自由さから自分勝手な行動をしてしまったようです。

また、休憩時間に関しても同様で、1時間のお昼休憩を1時間半とっている人も少なくありませんでした。これに関しては後輩だけではなく、先輩もやっていました。

休憩後の勤務内容によっては休憩を長めにとっても支障がないので、割とその辺は緩かった気がします。

私も1時間15分、1時間半休憩をとってしまうことがありましたが、これに関して指摘をされたことはありませんでした。こういった社員の緩さが、こまった後輩を生み出してしまったのかもしれません。

スポンサーリンク