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職種紹介:搭降載(グランドハンドリング)パズルのようにはめ込んでいく技術

搭降載は、主に飛行機の貨物室に荷物を搭載したり、逆に荷物を取り降ろしする業務を行っています。

また、飛行機の傍で荷物の入ったコンテナーを貨物室へ搭載する車両をハイリフトローダーと言いますが、これらの特殊な車両を操作したり、飛行機の傍まで荷物を運搬する車両(TT車)を運転している職員も搭降載の担当者です。

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搭降載担当者が考える美徳

荷物の搭降載と言うと、力仕事のように聞こえるかも知れませんが、実は荷物の搭載の仕方はある種のパズルのようにはめ込んでいく技術が必要となります。

何故ならば、荷物は大きい物、小さい物、円形や楕円等、様々な形状のものがあり、そして、飛行機の丸いお腹をした貨物室に搭載していくからです。
荷物を綺麗に積み込んでいかなければ、飛行機に全てを搭載することができない可能性がある為、ある程度の経験が必要になります。

荷物は1度コンテナーという箱に入れて貨物室に搭載する方法と、コンテナーに入れずにバラで直接貨物室へ搭載する方法があります。

昔から搭降載担当者の中では、バラの荷物を貨物室へ全て綺麗に搭載する事が美徳という考えが定着しており、搭降載担当者曰く、「腕の見せどころ」なのだそうです。

私にはその美徳とやらが全く理解できませんが。美徳に拘り過ぎて、無理に搭載して荷物を壊したりしたらそれこそ問題になるのではといつも思っていました。

出発時間を厳守した搭載方法へ

私が搭降載を見てきた中で、航空貨物の物量が多く、1つの便に全てを搭載する事が不可能な状況の時がありました。飛行機を利用されるお客様の受託手荷物も多く、誰が見ても全ての荷物を搭載するのは無理だと分かる程の物量でしたが、搭載の責任者が全てを搭載すると言って、荷物の積み方を何度も変えたりしていました。

しかし、結局全ての搭載は出来ずに、急ぎではない航空貨物の一部を取卸した事がありました。何度も積み方を変えていましたので、出発時間を過ぎてしまい、出発を遅らせた事が後々に問題となってしまいました。美徳に捕らわれ過ぎた代償なのでしょう。

それ以来、美徳の概念は無くなり、出発時間を厳守した搭載方法へと変わっていきました。

でも一体、誰がこんな美徳を教え、職員へ広めてきたのでしょうか。
私は今でも不思議に思っています。

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