空港の手荷物受託に沢山の家電製品が!超過料金支払いにごねるお客様

通常旅行やビジネスで飛行機をご利用になられるお客様は、その目的に必要な量の荷物を運ぶ事が殆どで、たまに無料で受託できる重量を若干オーバーする程度です。

しかし国際線へ乗り継ぐお客様の中には、大量に日本で買い込んだ家電製品を預けようとする方がいらっしゃいます。

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大量家電を持参するのはアジア路線がほとんど

大量に預けようとする路線はアジア路線が圧倒的に多く、外国籍の方が家電を大量に空港へ持ってきます。

また来たかと心の中で毎日思っていました。
チェックイン開始前に、職員全員がそろそろカウンターオープン時間で、いつものバトルがやってくると話しながらチェックインを迎えます。

オープン前にカウンターに並んでいる外国籍の方の姿は殆ど見受けられませんので、落ち着いたスタートが切れます。

次第にチェックインも中盤に差し掛かると、ぞろぞろとダンボールが積み重なった手押しカートが見受けられ、最初はどこの航空会社を利用する人達なのか分かりませんので、「来るな、来るな」と心で叫んでいます。

自分の会社に来るとわかったら戦闘モード

しかし向かう先が自分達の会社と分かると戦闘モードに切り替わります。

なぜ戦闘モードになる必要があるのか。
それは、決まって超過料金が発生し、お金を支払いたくないが為に最後の最後までごねるからなのです。

私が経験した大量の家電製品は、テレビ数台、電子レンジ数台、炊飯器数十台、プレイステーション数十台を纏めて一人の外国籍の方が預けに来られた事でした。重量にして合計100kg近くありました。

無料でお預かりできる重量は大幅に超えていますが、その前に一人が受託できる合計の重量を超えており、規程の重量までしか預かることができない事を伝えるも「行きは大丈夫だったけど」など主張して引きません。

それでも受託は出来ない事を伝えると、何と、全く知らない隣の人に対して肩を組んで「マイフレンド」と言いながら2人一緒なんだとアピールし、重量は半分ずつと主張してきます。

流石にあきれますよね。でもこれが日常茶飯事なのです。
私は、絶対ダメと心で叫びながらも、若干笑ってしまいます。

最終的に本人は諦めて、日本に滞在しているお見送りの方に持ち帰ってもらう事になります。
色々な悪知恵を出されるので、見ているほうは面白いですが、対応する立場になると呆れる一方です。

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