モテそうでモテないグランドスタッフ(GS体験談)

私は大学卒業後、すぐに大手航空会社の国際線グランドスタッフとして働き始めました。
グランドスタッフといえば、いわずとしれた花形の職業。

当時、彼氏がいなかった私はすぐに素敵な彼に出会えるのだろうと淡い期待を抱いていました。

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一般会社員と生活リズムが合わない

しかし現実はというと・・・

グランドスタッフの仕事は空港の営業時間と飛行機の離発着の時間により朝早くから夜遅くまで勤務が分かれています。3交代制でシフトがくまれ、早番は5時や6時の出社、遅番は23時や24時の退社となります。

もちろん土日も関係なしの不定休なので、一般の土日休みの会社員とは生活のリズムがあまりあわないことが分かってきました。

シフト勤務の過酷さや、接客のハードさ、飛行機の離発着をめぐる一分一秒を争う時間へのプレッシャーなどから毎日疲れ果てて、休みの日も家でゆっくりしていたいという気持ちも助長して、なかなか彼氏をつくるという段階には至らなかったのです。

せっかくの合コンに行っても後が続かない

しかも、女性が90%くらいを占める会社なので、社内での出会いなど殆ど期待できません。
たまに同僚から合コンに誘われて、勇み足で出かけるのですが。

合コンの場では華やかな職業柄が、もてはやされることが多いのですが、後が続かないのがこの職業の特徴です。
なぜなら、やはり時間があわないというところがネックになってくるからです。

普通であれば、定時退社ができる日をあわせてディナーにでかけようか?となるのですが、それが遅番に鉢合わせたりしてなかなか都合が合わせられないのです。

実際はあまりモテナイのが残念

早番の前日はあまり夜遅くまで遊んでいると次の日寝坊してしまうというリスクもあります。
そんなこんなで相手の男性も、時間をあわせることに疲れてきてしまうのです。

やはり、普通に土日にゆっくりデートできたりする方が楽ですし、面倒くささがありません。
結局は、一瞬華やかさでもてそうなグランドスタッフという職業は、実際はあまりもてないのです。

それ故、婚期を逃している先輩や同僚を沢山見ています。
ルックスもよく知性もある、そんな女性がなかなか結婚できないのが、この職業の少し残念なポイントです。

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