航空業界に関する印象や体験談を伺ったお客様体験談シリーズの第7弾!
今回は、搭乗した際に感じたCAに対するプラスとマイナスの体験をご紹介します。
何らかのイベントや旅行などで乗ることが多い飛行機。慣れない環境の中で接するCAという職業は、一般ユーザーにとっては思い出の一部になったり、不安な中で頼りになる存在です。
どの仕事でもそうではありますが、常にお客様に満足してもらえる接客ができるといいですね。
平日の昼間のフライトでの客室乗務員の態度にがっかり(体験談)
熊本空港発、伊丹空港行きの飛行機に搭乗した時の客室乗務員さんのことです。
機体は平日のフライトの為に、機内は乗客が殆どいませんでした。
私たちは、ドアの横の席に着席しました。
今から考えれば、この座席は選ばないはずですが、当時は何も考えずにシートの選択をしました。
ちょうど、私たちの前には、客室乗務員が座ることになります。
案の定、機体が飛び立つ際には、一人の乗務員が私たちの座席の前のシートに座りました。
若くて綺麗な乗務員さんでしたが、何やら様子がおかしいんです。
ソワソワと落ち着きがない様子で窓の外に目を向け、サービスする側のような態度ではありません。
座席が向き合う私たちは、その乗務員さんと目を合わせるべきか否かで迷いました。
意外と乗務員さんとの席が近く、その空間で知らんぷりをして過ごすということが、不思議で仕方ない状況です。
このような状況を、客室乗務員さんはシラーとやり過ごしていました。
いたたまれずに私は、飛行機をよく利用する友人に意見を求めてみました。
友人は、「平日のフライトで搭乗者も少なく、客室乗務員もだらけているんだ」と教えてくれました。
一見どこにでもある従業員のなかだるみですが、命を預けているだけに、他の職種よりも厳しく見てしまいます。目の前のシートに座る乗務員は、中だるみという風に心ここにあらずの状態であり、搭乗者としては、非常に残念な客室乗務員の姿を見てしまいました。
もし、操縦士もこのような勤務態度であれば、平日の昼間のフライトにのりたくないです。
外資系航空会社の客室乗務員の対応に大満足(体験談)
私が、家族旅行でハワイへ渡米した際に使用した飛行機の客室乗務員さんの話です。
関西空港から外資系の飛行機に搭乗しました。
当時は、外資系飛行機に乗ったことは初めてのことでしたから機体の音が日本の航空機と異なるので不安でしたが、客室乗務員の対応にとてもこころ癒されました。
ハワイへ到着後ですが、日本人のお客さんが日本人客室乗務員にこのように言いました。
「いやあ、揺れたね。でも無事についてよかってね。」と。
客室乗務員は、そう言ったお客さんにこのように答えました。
「皆さまのおかげでございます。」とすんなりと話したんです。
私は、この客室乗務員が機内で見せる対応があまりにも華やかで、つい目が向いていたんです。
特に、客室乗務員さんは男女両方とも搭乗されておりましたが、若い日本人女性がにこやかに対応されていました。
外資系も日本の客室乗務員と同様に保安要員ですが、日本の客室乗務員の表情は慎みと凛々しさを備えた大和撫子と表現することができるとすれば、外資系の客室乗務員さんは女優と表現できる位に和やかな表現を見せていました。
また、海外の男性と接することに慣れていない日本人でも、男性のサービスは構えていないので自然で受けやすいです。
往路同じ客室乗務員さんでしたが、お客さんがシートにジュースをこぼしても笑顔ですし、幾度も呼び出ししても笑顔の対応でした。
とてもいい仕事をされていると思います。
海外の客室乗務員のイメージが一風された出来事でした。