前回の記事で、CAになるのは簡単だと言い切ったF姉さんですが、今回はこれでは絶対に受からないという話をしたいと思います。
絶対受からないわ~と思わせてくれたのが外資系CAを目指しているM子さんです。
知り合いのAちゃんから突然電話が入ったのが、彼女と会うきっかけでした。
強気な態度のM子さん
Aちゃんからの電話は、M子さんが外資系CA受験に受かるアドバイスをしてほしいという内容。
そしてとある休日、3人で待ち合わせたわけです。
待ち合わせ場所にあらわれたA子さんは、顔は決して美人とは言えず、歯も出っ歯ですが、身長は172cmで痩せ型でスラッとしています。
子供の頃は香港で暮らし、インターナショナルスクールを卒業。
英語だけではなく、中国と・広東語・韓国語がペラペラ。
それでなぜ受からないのか???
しかし、話を聞き始めるとなんだか納得。
M子さん発言
- どうして私が受からないのかがわかりません
- CAになれるのであれば、悪魔にも魂を売るのに・・・
- 時間もお金おかけているのになぜ受からないのしょうか?
- 英語も話せない私よりチビな人が受かっているのは理解できない
他にもダラダラと続き・・・
う~~~ん。
その強気な態度がダメなのではないかしら?(;^_^A
自己主張と我が強いのはまったく違う
私、私、私・・・と強気な態度で言い続けるM子さんは、きっと面接でも同じ態度なのでは?
これでは、前の記事に書いたように、いくらリサーチして準備万端用意していたとしても合格できるとは思えません。
外資系の場合、自己主張したっていいと思います。
でも、自己主張と我が強いというのは全くの別物!!
外資系の航空会社が、なぜ日本人を採用するのだと思いますか?
日本語が話せるならそれでいいわけ?
そうは思えませんよね。
日本人ならではの気配りやおもてなしの心を求めているのではないでしょうか。
自分のことばかりをアピールするより、大和撫子の雰囲気や謙虚さを持つ姿勢を持ちながら、しっかり自己主張もすることが大切でしょ。
誰もが最低限できることは必ずやるべき
そして、M子さんのダラダラ話が続くので、履歴書の写真を見せてもらうことにしたF姉さん。
愕然っていうのは、こういう時に使う言葉だねって思ったほどの驚き。
携帯でとった写真を引き伸ばしている~~~~~~~~~!!!!!!
受かりたい?本当に受かりたい???
しかも、面接の時の髪型も自分でやっているそうで・・・
M子さん曰く
「美容室って高いじゃないですか。自分でできるから行かないですよ。そもそも髪型ってそんなに大切ですか?私は1次は通るし、語学もできるから大丈夫だと思いますけど。」
F姉さんは、思わず口から出してしまいそうだったのをぐっとこらえた・・・
「CAになれるのであれば、悪魔にも魂を売るんじゃなかったのか!?」
「自分でおくれ毛を1本も出さないでセットできる自信はあるのか!?」
ハッキリ言います。
M子さんは絶対に受かりません。
誰もが最低限できるということをやっていない・やろうと努力しない人は、どんなに自分に自信があっても必ず落ちます。
その後、いつまで続くかわからないM子さんのダラダラ話に嫌気がさし、F姉さんは言ったのです。
「きっと会社の見る目がなかったんだね。M子さんならきっと受かるよ~。応援しているからがんばってね」最高の営業スマイルと甘い言葉だけを贈ったのでした。