男性スタッフは見た!制服の着こなしと身だしなみ事情

航空会社の多くには、制服着用の為のマニュアルがあります。
フロントラインで働くグランドスタッフや客室乗務員が、お客様をお迎えするおもてなしとして、細部に渡り着用規定が定められています。

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第三者による身だしなみチェックを実施

勤務開始前に、まず各自が制服の着用を基準通り満たしているか確認をし、その後、第三者による確認が行われます。

また、制服だけではなく、髪型、爪の色、靴が磨かれているか等、全体的に身だしなみをチェックし、業務に入ります。そのチェックは実際、細かく厳しい職員もいれば厳しくない職員もおり、様々なのです。

規定にそぐわない身だしなみ

厳しくない職員がチェックした場合は、規定にそぐわない身だしなみの場合が殆どです。

例えば、爪の色が明るい赤色であったり、若干ネイルアートしていたり、髪の色が少し明るい茶色であったり、制服のスカートが短かったり、前髪が目にかかっていたり・・・

そういう場合は、直さなければならないのですが、助言すると仲が悪くなる事を恐れ、お互いに注意はせず、そのまま業務に入ってしまうのです。つまり、女性同士の人間関係により厳しくできないということがあるわけですね。

勿論男性から助言をすることは非常に難しい為、敢えて直接直しなさいとは言いませんが、気が付いた時には、「いいネイルアートだね」と褒めてあげて、そのあとに「ネイルアートより自然な色がよりいい」と言ってあげて、直させる方向に仕向ける助言をします。

まるで子供!?自分を押し通す職員も・・・

それでも直さない場合が多い為、次の手を使います。
例えば、「明日、上席者の身だしなみチェックが入るらしい」とボソッと噂のように他の職員に敢えて言うのです。

これは、なかなかの効果てきめんで、翌日にはしっかりと直してきます。
その姿を見た時には、心の中で笑ってしまいます。ある意味、子供みたいです。

そしてチェックは当然行われませんので、行われないと、本人達は、数日後から、また元に戻ってしまいます。そして本当にチェックを実施する時は、何の通告もなく、突然、上席者による身だしなみチェックが行われるのです。

その時の焦った本人達の顔を見ると、何だか可哀そうになりますが、早く直してこいと、心の中で思ってしまうのです。

これに懲りた職員は規定通りに戻ります。
しかし、中には自分を押し通す職員がいるので困りものは尽きないのです。

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