私は、客室乗務員には九州出身者が多いと聞いたことがあります。
この傾向は、九州出身者は人情味が厚くサービス精神に長けているからCA向きだとか・・・
確かに、私の親の故郷は九州なため九州のヒゴモッコスという人情をよく理解しているのですが、客室乗務員にこの傾向が見受けられるかというと決してそうとも言えません。
それに、出身がどこであろうが、どんな仕事であろうが、質の良いサービスを一定レベル以上で提供してほしいものです。
実際、機内でサービスを受けると、客室乗務員によって印象が異なるということに気づきます。
CAの対応も色々
飛行機を利用するといつも思うことですが、本当に素晴らしい対応をしてくださる乗務員さんもいれば、そうでない方もいます。
例えば、言わなくても目配りの延長上で気が着いてくれる乗務員さんもいれば、気遣ないふりの乗務員さんもいます。
ブランケットを頼んでも忘れているのか、持ってきてくれない乗務員さんもいます。
私の友人は、ビジネスクラスで数回コールをしても来てもらえなかったそうです。
機内へ入った時からその違いは現れているのですから、相性がよい客室乗務員さんに当たると気分がよいものです。
クレームを入れる気にはなれない環境
非常に残念な対応ですが、誰もクレームを入れないところが空の上という弱みでもあります。
飛行機という場所柄、どうしてもクレームを入れる気にはならないですから・・・
あの空間の中で、クレームを言った側も気まずくなりますし、周りの目も気になってしまいます。
それでも平気で言えるような性格の方ならズケズケ文句も言えるでしょうが、不満に思っていてもクレームを言えない人は多いのではないでしょうか?
また、飛行機が日常からはなれているために、乗客はもしものことを考慮して、客室乗務員さんが神の様な存在になっているということもあると思います。
私は、テレビドラマの様な、クレームをつけるという光景は見たことがありません