憧れのCAになりました!やっと航空業界に入りました!
でも、永遠に客室乗務員として働くの?
結婚もしたいし、出産もするかもしれない。40代、50代、ずっと飛び続けるの?
将来心配になる気持ち、よくわかります。
CAという仕事を辞めたらどうなるのか・・・
今日は、そんなCAの転職についてのお話です。
CAのキャリアは社会に出て重宝される
客室乗務員のキャリアアップについて気になりますよね。
私もそうでした。現役時代、寿退社される先輩や、転職を考える同僚を横目に見て、本当に転職先ってあるの?潰しがきかないって聞くけど、大丈夫なの?と。
結論から言いますと、CAとして築き上げたキャリアは、多岐にわたって活躍する道があります!
では、なぜCAとしてのキャリアが社会に出て重宝されるのか?
いくつか理由を考えていきましょう。
1:高いコミュニケーション力
CAの仕事は、高いコミュニケーション力が必要です。
一緒にフライトする乗務員が初めまして、のこともあります。
たとえ先輩、後輩がどんなに濃いキャラでも!
怖いオーラを放っていても!
笑顔で協力して飛ぶのですね~。
(もちろん優しい先輩、かわいい後輩も沢山います笑)
また、接するお客様も様々な国籍、老若男女色々なお客様がいらっしゃいます。
限られたフライトタイムの中で、相手の要求をくみ取り適切に感じよく応対する力が求められます。そのような経験を積んだ元客室乗務員に対して、採用側は高いコミュニケーション力を期待します。
AIの時代と言いますが、どんな仕事でも必ず人と関わりますからね。
2:CAの接客スキルは最高峰である
このように豪語してしまいましたが、やはりそうだと思います。
サービスの優れたホテル、飲食店、美容サロンなど世の中多くの接客業がありますが、航空業界の接客は最高レベルだと思います。
よって、転職先として接客を教える立場に立つ人も多いですし、ファーストクラス、ビジネスクラスに乗る方と普段から接していたので、社長クラス、役員クラスの方の前でも動じず恥ずかしくない振る舞いが出来ると判断されます。よって大企業の役員秘書になる方も。
3:元CAという名のブランド力
大きな声では言えませんが、やはり乗務員の仕事は、男女ともにいまだに憧れられる仕事・存在のようです。CAだった、というだけで、え!!!と興味津々に業界のことを聞いてくる人が多いです。
(特に男性陣、笑)
興味を持って聞いてくれる方が多いので、人脈も築きやすいのです。
仕事を得るためには、広い人脈は大きなアドバンテージなのです。
その他よく心配事として質問を受けるのが、デスクワークのOLさんと比べてPCの実務経験がないことを気にされる方がいらっしゃいますが、PCスキルは必要であれば後から身に着けることができますよね。
具体的な転職先について
では、次に具体的な転職先について述べますね。
同期や先輩の転職先としては、本当に様々です。ただ、共通して言えることは高いコミュニケーション能力・会話力を生かす仕事・語学力を評価される仕事・接客技術を生かす仕事が多いように思います。
<主な転職先>
- CAスクールや企業専属のマナー講師
- ホテルのコンシェルジュ(主にVIP待遇)
- 起業してフリーでスクールを立ち上げる
- 役員秘書、ウェディングプランナー、MCや司会業、翻訳の仕事など
筆者の転職体験談
最後に私の転職後について書きますね。
私は、結婚退職後、子どもが好きだったのでミュージカルスクールで受付の仕事と英会話を教える仕事に就きました。
難しいとされる親御さんのケアも、CA時代培った対話力を発揮できましたし、子どもを預けて大丈夫と思って頂ける責任感も乗務員時代自然に養われていたと思います。
そして子どもを出産後は、ご縁あってマナー講師として働きました。
マナー講師の仕事は、プライベートジムのインストラクターを養成する役割を与えられたのですが、現役時代厳しい訓練を受けてきたので、教えられる側の気持ちにも立てますしやりがいのある仕事でした。
以上のように、現在CAとして働く方も、これから目指す方も、客室乗務員の経験は社会的にも重宝され、転職を希望したときに様々な道があるということを知り、前向きな気持ちで毎日を送って頂きたいと思います!