もう十分フライトした!
そう思って退職してもまた飛びたくなるのがCAの世界の常。
子育ても落ち着いたしまたフライトしたいな~
辞めて他の仕事をしたけどやっぱりCAの仕事にやりがいを感じるな~
そんな思いを持っている方に朗報なのがJALキャリア採用枠での受験です。
かつて日本航空に在籍し、国際線に1年以上乗務したことが条件であり、ベースは成田と羽田。訓練が終わるとすぐに国際線をバンバン飛びますので本当に即戦力が求められているよう。
ただし訓練はものすごく厳しいらしいので、一から出直す覚悟が必要です。
実際にどのような選考だったのでしょうか。
まずは会社説明
面接前に控室にて採用担当の方から会社説明が行われます。
雇用形態や待遇が正社員として在籍していた時と異なるので、条件や待遇・フライトスケジュールなどを丁寧に説明してもらいます。
面接ではないとはいえ、このような場面でも笑顔で聞くことが大切です。
面接について
キャリア採用選考の大きな特徴の一つが、一次選考から個人面接であることです。
採用担当の案内係の社員の方が穏やかに面接部屋に誘導してくださいます。
面接の部屋それぞれに3レターといって、空港の名前をアルファベットで表した記号がついています。
1番のお部屋、2番のお部屋、というのではなく
「FRA(フランクフルト)です!」
「JFK(ニューヨーク)でございます!」と案内してくれるお茶目心よ・・・
ただ面接前で受験生は緊張モード。
「やった!HNL(ホノルル)~♪」なんて笑顔でリアクションが出来るか出来ないかは、皆さんの心の余裕次第です。
面接官は2人。
男性1・女性1の部屋もあれば女性2名もあり。こればかりは運ですね。
質問内容はといいますと…
- 自己紹介をしてください
- 現在お仕事はされていますか
- エントリーシートに書いてあるエピソードを詳しくお聞かせください
(退社後接客業のアルバイトをしており、そこでの経験を深く聞かれる) - 最終的に~さんが目指すのはどこですか?この先何か展望があるのか・それとも乗務員になることがゴールなのか
(雇用形態が契約社員で最長5年契約なので確認された模様) - 元同期がチーフやリーダーと務めている中で、新人のポジションにつくことに抵抗はないか
重要視されるポイントとは?
面接での質問内容の中で、最後の質問は最終試験でも聞かれ、かなり重要視しているようです。
ブランクがあれば仕事は現役の乗務員から教えてもらうことは当然のことですが、キャリア採用枠の方々は年齢層も高いので謙虚さや素直さ、現役のメンバーとコミュニケーションを取りやすいかを確認しているようです。
合格した方は、退社後に経験したアルバイトでも年下の学生さんに仕事を教わった経験を話し、具体性のある受け答えを意識したようです。
最後にまとめ
古巣は落ち着く・・・
受験された方は口をそろえて言いますね。
個人差はあるでしょうが、長年働いた会社は全くカラーの違う企業に勤めるより入っていきやすいようですし、受けにこられている方も顔なじみの方がいたという声を耳にします。
多くの受験生が同じようなキャリア・実力・雰囲気を持っているとしたら自分は何で差をつけるのか?そして、なぜJALでないとダメなのか?再び戻りたいのか?
キャリア採用を受験される方は、そのあたりを突き詰めてみられるといいのかな?と思います。
新卒既卒で受験される方にも、なにか参考になる点があると幸いです!
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