飛行機

さあ、前回エントリーシート(以下ES)作成には時間をかけてくださいね!というお話をしましたが読んでいただけましたでしょうか?

今回は具体的なコツを書きたいと思います。

もう、作文が苦手で書けません!という方!
頑張りましょうよ!

お金をかけて撮った綺麗な写真や、動画(を送るANAやZIP AIR TOKYOのような会社もありますよね~)がもったいない!
頑張って取得した語学のスコアも無駄にしないで!

基本的に皆さんに客室乗務員になっていただきたい私としては熱くなってしまいますが、冷静になって、ポイントを書きますね。

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まず経験談をリストアップ!

ESには具体的なエピソードが必要です。

例えば『困難な経験をどう乗り越えたか』について書く場合。
どんな困難エピソードがいいかな~って探すわけですよ。
自分ってどんな経験してきたかな~~って振り返るわけです。

困難・・・・・・

仕事先に厳しい上司がいてしんどかった
後輩が生意気で打ち解けてくれなかった
お客様に不条理な理由でこっぴどく叱られた
体育会系の部活できつかった

うん、例えばですよ。あくまで例。

さあ、それってESに適切なトピックスでしょうか??っというわけです。

人間関係がきつかった例をストレートに書くことは要注意です。

なぜなら乗り越えたエピソードとはいえ、皆さんが目指す航空会社は女性社会ですので、採用側は「この受験生は人間関係がキツイと感じる人なのかな?」と不安に思ってしまうためです。

人間関係についてどうしても書きたいなら、様々な価値観のメンバーがいる中で、~のようにコミュニケーションを図り~という結果を出した、乗り越えた。というように書くことをお勧めします。

お客様に叱られた経験も、書き方次第ですね。
お叱りを受けたことも誠意をもって受け止め、ご満足いただけるように努めた。その結果ご満足いただけた、という流れはいいと思います。

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実際に私が20代の頃日系の航空会社に合格をいただいた時は、面接で困難を乗り越えた経験を問われました。その際は、働いていた商業施設でクレームを受けた→逃げずに誠意をもってお話を聴き→そのときの対応で顧客になっていただいた、というエピソードを話したことがあります。

叱られて辛かった・・・
でも仕事なので頑張って乗り越えました。
・・・みたいな書き方はNGです。

え?そんな薄っぺらい内容は書かないですって?
仕事柄添削を依頼されることもありますが、沢山そのようなケースを見かけますよ。

ポイントは、この受験生は困難にぶつかったときにどのようにその出来事を捉えるのか・そしてどのように行動するのか・それが失敗だとすれば次にどう繋げるのか・生かすのか、というところですね。

失敗談や辛い経験を話すのは勇気がいることですが、大事なのはその先ですよ。

文章化する

では、このことを書こう!と決めた具体例やアイディアが出たとします。
それをいざ文章にします。

ここで苦労されるのは字数ではないでしょうか?
200字・300字・600字、会社によって規定は様々ですね。

個人的にはANA既卒(2019年)のESのように200字は短いな!!と思いますね。

字数が短いESの場合は本当にシンプルに。
トピックスは多くても2つまでかなと思います。

その際ダラダラ書かずに一つは~、二つは~と箇条書きにするのもおススメです。

字数が短い場合も、長い場合も、私の場合はとにかく書いてみます。
字数制限を気にしすぎると書きたいことを書きそびれてしまいます。
そして字数オーバーしたら、言い回しを短く言い換えてみるなど調整します。

語尾が全部同じフレーズを繰り返してしまう方もいらっしゃいますが複数パターンがあるといいと思います。
上記の語尾も、~と思います。~と考えます。~と感じます。など言い換えが可能です。

「思います」1つとっても3種類になりましたよね!

注意してほしいこと

たまにESをラブレターと勘違いしている方がいまして。

「御社が第一志望です!絶対に入社できたら頑張ります!どうぞよろしくお願いいたします!!!」と締めくくりに意気込みを見せる人がいますが、字数無駄にしないでください。

自己PRではないテーマなのに最後の締め方がスマートでない方が散見されるので気をつけてくださいね!

皆さんの美しい写真と頑張って取得したスコアがかすまないように!
どうか文章のほうも練りに練ってくださいね!

皆さんの熱意と頑張りが企業さまに伝わりますように!

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