1年4ヶ月国際線グランドスタッフとして働いていました。
憧れの職業に就けたことはとても嬉しかったですし、仕事のやりがいもすごく感じました。
しかし、どうしても耐えきれないことがあったがために退職したのです。
今回は、私の体験談をご紹介します。
GSとしてエアライン専門学校の卒業前に入社
エアラインの専門学校に通っており、早期入社というかたちで学校卒業の半年ほど前に入社しました。
私の勤務していた会社の中では珍しくなく、そういった方も数人いました。
比較的若い方が多く、同じ年代の方が多かったので楽しかったですし、同期仲もよかったです。
数社グランドスタッフの面接を受けましたが、どこも書類面接の次がグループ面接だったので、今目指されている方は個人面接だけでなくグループ面接の対策もされるのが良いかと思います。
仕事内容としては、カウンターでのチェックイン、ドキュメントチェック、荷物チェック、ゲートでの出発業務、到着業務、空港でのお客様案内などです。
大変だった仕事とやりがい
なかでも1番大変だったのがドキュメントチェックです。
外国籍の方が来るとドキドキしたものです。
英語での対応はなれればスムーズにできるのですが、ドキュメントチェックは間違えられないというプレッシャーからも毎回すごく緊張しました。
チェックイン端末の中にどこどこの国籍の人がどこどこにいくにはなんの書類が必要か調べられるシステムがあるのですが、それが全て英語の表記だったのです。
英語があまり得意ではなかった私は、初めのころかなりもたついてしまいすごく苦手でした。慣れてくると、英語の書き方や、国籍によってはある程度必要書類が分かってくるので、スムーズに対応できるようになりましたが…
それでもやはりいろいろな国籍の方と接することができるのは楽しかったですし、良い経験になったと思います。
時には、えっ、と思うような変わったお客様もいらっしゃいますが、そのお客様を納得させることが出来たり、クレームを防げた時の達成感はサービス業を経験した方ならわかるかもしれませんが、すごくやりがいを感じました。
耐えられずに辞めた理由とは
私はすごくこの仕事が好きでしたが、どうしても耐えきれないことがあって転職をしました。
耐えきれなかったのは、毎日午前4時起きの生活と低月給です。
私のような理由で辞めていく方も多いので、グランドスタッフは比較的に若い人が多いのです。
ですので、グランドスタッフを目指されている方はご存じだとは思いますが、体力はかなり重要な必要な要素になると思います。
また、軽い憧れだけで就職してしまうと、あまりの給料の安さに続ける気力がわかなくなると思います。
本当にこの仕事にやりがいを持って、お金よりもそういった経験に価値を見いだせる方でないと続けることが難しい仕事だと思います。