新人グランドスタッフに求められることとは?

新人グランドスタッフにとって心掛けること。
私が心掛けていたことは大きく分けて3つあります。

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1つ目:不明点を曖昧なままにしない事

全て社会人は出来て当然のことですが、航空会社にとって1番に守るべきところは安全、そして2番目に接客業務なのです。

例ですが、発券業務1つにしても名前が1文字間違っていた等、一般的には単純なミスがあるとします。同じ便に同姓同名のお客様がいてどちらか不明、万一の場合アナウンスの呼び出しが有効でなくなる等思いがけないことが発生する為、お客様を追いかけてでも明確にさせる事があります

また、ある程度自分で状況判断を行なった上で、迷った場合は上司・先輩に確認し業務に取り組む事は本当に大切な事だと思います。

2つ目:お客様との相互確認を怠らない事

グランドスタッフの訓練時代から癖付けるのですが、例としてチケットの発券後は必ず手を使ってお客様に合わせ説明をします。

名前から日付、目的地、便名、出発時刻等基本的な所ですがお客様の要望を再確認し、クリアにした状態でやっと次の接客が出来るのです。私の経験上、グランドスタッフが新人時代にしたミスは、相互確認が抜けていた為に防げなかった事が凄く多いと思います。

3つ目:日々勉強

全ての業務や動作は必ず規定に基づき行なっています。規定は数え切れない程多く、全て完全に覚える事は不可能に近いと思います。また、現場に出る前の訓練では誰もが覚えきれないと思う知識量を覚えます。

ですが、私が感じた事は訓練時代に教わるものはほんの2〜3割であり、現場に出てからは日々初めての経験だという事です。

その為、新人時代は特に規定を調べ、アンチョコと言われるノートへまとめていました。

私達が新人という理由で経験した事のない事例も、お客様にとっては出来る前提でいるスタッフです。この業界は特に、教えてもらっていないから出来ないでは無く、いつ受けても良いように勉強し知っていたから出来たの積み重ねです。

すぐに自分が見て判断出来るようにし、それでも不明な場合は先輩に確認して次の日に繋げる事が大事だと思います。

グランドスタッフの仕事上、毎日が同じはありえません。
私は新人時代に大変な思いを乗り越えてこそ、仕事のやり甲斐を感じられると思います。

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