グランドスタッフ(GS)の中には色々な人がいて、会社が異なるスタッフが一緒に搭乗手続きを行っていることが多いです。また、下っ端が一番現場で大変な仕事をしているのですが、そのことに気がついていないお客様が多いです。
特に、地方よりも首都圏の空港が大変でした。
この記事では、甘くない業務内容の実態をご紹介します。
精神的なプレッシャーもある仕事
グランドスタッフの仕事は、体力はもちろん、常にプレッシャーと戦う必要もあります。
まず、搭乗開始に間に合わせるために、登場口まで向かうのですが、最も遠いゲートがあり、片道でもかなり歩きます。そこを小走りで急いで向かい、システムを立ち上げて、リストを入力したりいろいろと準備があります。
それも一人で行わねばならないのですが大変忙しく、時間に追われていました。
精神的なプレッシャーはシステムを利用するからこそでした。
例えば、利用したいゲートのシステムが起動しないというアクシデントも起こったりします。
それでは手続きが進んでいかないということで、立ち上げたシステムを諦めて別の機材を使うためにまた移動することもあります。
まさに体力勝負!
そして、精神的なプレッシャーもかなりあるということです。
こうした非常に面倒で時間に追われる立場の仕事をこなすのがグランドスタッフ。
仕事内容は他にもあり、搭乗前のチケット発行などの仕事もこなしていました。
体力はあって当たり前の世界
とにかくシステムが煩雑であることが大きな試練です。
システムを使いこなすにはマニュアルを覚えるのですが、改正されることも多くまた覚え直しということもありました。
こうした仕事内容から、グランドスタッフはエンジニア的な仕事も含んでいるということ、かなり頭も使うので切り替えが早くないと難しく、体力はあって当たり前なのです。そこに、いかにマニュアルを習得できてついてこられるか、本番で使えるか…という能力も必要になります。
また、人に良い印象を与えて、良い話し言葉で業務をこなす能力も高くないといけません。
コミュニケーション能力がないことには、窓口にはたてません。
グランドスタッフに向いている人の性格
こうした仕事ぶりが要求されるので勉強は必要です。
最初だけマニュアルを勉強したら良いのではなくて、常に法律の改正に伴って煩雑化していくシステムについていかないといけないのです。
空港スタッフにはとにかくイレギュラーな仕事が多いということで、融通がきいて頭がやわらかい人が向いています。
経験上向いている性格の方は、以下の通りです。
- 勉強好き
- 努力家
- 決断力がある、もしくはなくても意識している
- 前向き
- コミュニケーション能力が高い
- 素直な性格
- 体力がある
- 頭の回転が早い
- 器用
- 切り替えの早い
どれが欠けても難しいですが、勉強家でコミュニケーション能力があり、リーダーシップができると勤まります。逆に、かなり努力が必要になるので、ずるい性格のうさぎさんのように、怠け者だときつい仕事です。
継続するコツは、自分の努力で力をつけることを楽しむこと!
それができるようになると、「継続は力なり」で仕事が楽しくなる時が来るのです。
ある日、ついに世界が変わる時が来るのです。