JAL受験エピソード【2】一次面接体験談~反省点と必勝法~

JAL受験エピソード第2弾です。
今回も、前回に引き続き私が在籍していた国内航空会社JALの面接事情にてついてご紹介します。

無事エントリーシートが通過し、面接に呼ばれました。身だしなみを整え、時間厳守で会場に着きましょう!ということは以前お書きしました。
JAL受験エピソード!面接で準備しておきたいこと・NGなこととは?

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面接部屋にいざ入室!

では、いよいよ面接についてです。

私は新卒と既卒実は両方受けています。つまり、新卒ではご縁がなく、その後社会人経験を積んで既卒でチャレンジ→合格を果たしたものです。
落ちた要因と受かった要因も今ならわかっています。全部さらけだして反省点と必勝法をお書きしますね!

新卒、既卒、共通して言えることは、一次面接は本当に和やかです。
面接官2名に対して受験生は5名。

主に質問する面接官と、受験生の様子をみてメモしている面接官と役割が分かれているようで、新卒の時も既卒の時も男性1名、女性1名の面接官で30代後半~40代前半の方でした。

まず、椅子が人数分並んでいるのでその前に立ちます。
ここで初めて面接官に全身を見られることになりますね。
姿勢よく、にこやかな表情を浮かべてください。

あ、わりと若い面接官だな、と思った記憶があります。
ええ、大御所(客室乗務員を束ねる部長クラス)は最後に待ち構えていますからね!

いざ面接スタート!

私の時は、自己紹介1分から。
自己PRしている方が多いのですが、1分以上ダラダラ話すと他の受験生への配慮がないと判断されます。

名前+どこから来たのか、現在の立場(学生さんなら4年生でサークルやアルバイトでは何をやっています。社会人なら職場や役割)を簡潔に。

ご自身のモットーなど、性格を一言で加えても良いですね。
また、着席するときですが、ドカッと音を立てて座ることのないように。

一次面接は10~15分足らずで終了してしまいます。
短時間の辛抱なので、姿勢に注意しましょう。

  1. 手先は揃えて組み膝の上にそっと置く
  2. もたれるよう座らず姿勢よく
  3. 膝と足先が開かないよう座る

これをキープです。

そしてここがポイントなのですが、他の受験生が質問に答えている間、自分の答えを頭で考えて上の空、なんてことがないように。

会話上手は相槌上手。
答えている受験生の話に耳を傾けましょう!!

時折ウンウン、と頷くのも良いですよ。
わざとらしくはNGですけど。

面接官は意外としゃべっていない時の受験生の様子にも目を光らせているんです。

普段から家族や友達と話をしているとき、どんな表情をして聞いていますか?
面接までの間、自分が話しているときの表情+聞いているときの表情をムービーに撮って見てみられるといいと思います。

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ちなみに私は、バレエを習っていた時の影響か、姿勢は良いのですが、「顎が少し上がってしまう癖」があります。
顎が上がっていると少し横柄な態度に見えてしまうので意識して直しました。
そのように、ご自身の癖があれば早めに意識して直しましょう。

恋人でも友達でも、遠慮なく意見してくれる人に聞いてみても良いですね。
では、次にしゃべる番が回ってきたとき。

おそらく客室乗務員を目指している時点で、志望者さんは人のことが好きだと思います。
「人と関わるのが苦手で」「人となに話していいか、わかりません」という方は、そもそも乗務員は目指さないほうが良いですよ。^^

人が好き、人と話すことも好き、得意だ、なんならほんとは自分のことも大好きです!
(CAの大多数は実は自分大好き。いいことですよ、私もそうですよ)という方は、しゃべりすぎてしまう傾向にあります。

というわけで、自分の番がきたときのポイントは、質問内容を即座に理解し、端的に答える!
緊張すると人は早口になるので、ゆっくり話すことを心掛ける!です。

<答えが複数にわたる場合>
~です。(結論)
理由は○点ございまして、(面接官が聞く準備できる)
一つは~
二つ目は~ だからです。

このように加える方式の話し方が良いですよ。

結論から伝えるスタイルは、外国人相手だけではなく、彼氏さんや旦那さま、先輩、上司など男性相手に話すときに効果的です。女性はどうしてもダラダラ話してしまうので。

「結局何が言いたいのだ?」って顔、パートナーにされるとせっかく話しているほうもイラッとしますよね。

面接官は、いい人材を探すための仕事&企業イメージを保つために終始にこやかですが、内心色々思っているでしょうね。

具体的な質問にも慌てないように!

一次面接は本当に和やかなので、質問内容の答えのユニークさ・奇抜さ・正確さより、答えているときの表情・話し方など雰囲気重視だと思います。

「旅行に行くならどこがいいですか?」「夏と冬どちらが好きですか?」など他愛のない話から、「資格欄に書いてある、~のインストラクターってなんですか?」などエントリーシートの内容にも触れられたので、エントリーシートは必ず応募した時のものをコピーし持参しておきましょう。

私の失敗点は、新卒の時は目を引いてもらおうと、さほど特技でもないことや自信をもって説明できない資格を書いてしまったことです。

ボランティアで子どもをキャンプに引率したことがあったのですが、そのことを突っ込まれてしどろもどろになりました。

けれど、既卒の時は日赤の救急法指導員の資格を取得し、(4時間で取れるのでお勧め)社会人として勤務する場所で必要だったアパレル関係の資格と合わせて記入。

なぜその資格を取ったのか、どんな特技なのか。自信をもって説明できる内容を書きました。

エントリーシートも面接も自分を大きく見せようとせず、ありのままの自分を見せることが一番大切です。

退出は最後まで丁寧に

それでは面接を終了します、本日はありがとうございました
という面接官の声で退出を促されます。

もっとこうすれば、ああすれば、後悔の念が押し寄せる方、やり切った!という満足感を感じる方それぞれでしょうが、最後まで丁寧に。

面接官の目をみてありがとうございました、とお礼を言い退出します。
ドアも後ろの受験生にどうぞ、と押さえるなど、配慮をしてくださいね。

帰り道、面接官の態度とか感想を受験生同士言い合いたいのを抑え、会場を出るまで見られていることを意識してくださいね。

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