男性スタッフから見た女性の職場事情(グランドスタッフ編)

航空業界は女性が主体となって働いている職種が多くあります。
そのうちの一つに、グランドスタッフ職があります。在籍している8割~9割が女性です。

言わば女性の職場と言えるグランドスタッフは、日頃から様々な問題が発生します。

スポンサーリンク

女性の職場の問題点とは?

私が経験してきた問題は、新入社員への先輩のしごき、人間的な好き嫌い、仲良しこよし、特定の職員に対する上司のひいき、当日欠勤、等が挙げられます。

<新人社員へのしごき>
まず、新入社員へのしごきは、女性の教官が新入社員を早く一人前にする意識が強すぎて、口調が厳しくなったり、ハードルの高い問題を出したりと、とても新入社員では無理難題な授業を行う事です。

最初の段階で新入社員が挫折感を覚えて退職してしまうことが多いです。

<人間的な好き嫌い>
人間的な好き嫌いは、女性の職場では必ず起こると言っても過言ではありません。
誰々が嫌いという噂を聞くことは日常的です。

表面上で何か問題が発生した訳ではありませんが、何故か嫌いという噂が流れ、いつしか当事者同士は挨拶もしなくなっています。

<仲良しこよし>
仲良しこよしは、必ず複数のグループが出来上がるのが女性の職場の特徴です。
そして、そのグループ単体で行動する為、部署内での纏まりが希薄になっていきます。

<特定の職員に対する上司のひいき>
特定の職員に対する上司のひいきは、容姿が可愛いとか反応が良い女性に対して、笑顔で対応する上司がいるということ。

その姿を見た別の女性職員が差別していると会社に訴え、部署内がギクシャクしてしまうことです。

<>当日欠勤>
当日欠勤は、出勤時間の直前に会社へ風邪で休む電話を入れ、更に、欠勤が常習化してしまう等の問題です。

人事担当者はまるで他人事

会社の人事担当者は決まって、その部署の管理職の責任にするだけで、会社の問題として捉える事がありません。人事担当者は面倒なので逃げているのか、採用した責任を取りたくないのか分かりませんが、いつも他人事なのです。

問題を何とか解決に導きたいと思って、あの手この手と実行しても、その時は効果があったとしても、その効果は短期間。どうしていいものやらと悩みに悩んで、結論は出ないまま。

こちらが病んでしまいそうになった事もしばしばありましたが、時間をかけて一人一人向き合っていくほか、解決には至りません。

しかし、諦めずに向き合っていくことで問題が緩和し、部署の纏まりを保つ経験をしました。正直、女性の職場は難しいと、今でも思っています。

スポンサーリンク