日本は、おもてなしの心があるとか治安が良いとか、海外から評価されている点は多いです。食文化が他の国に影響を与えているなんていうのもそのひとつでしょう。
その反面、まだまだ遅れていて他の国を見習いたいことも多々あります。
差別や偏見なども、昔と比べたらなくなってきましたが、日本人の性格もあってなかなか変わることができないこともあるのです。
大切なのは、ひとりひとりの意識を変えていくこと。
今回は、Rさんの体験談をご紹介しますので、考えてみましょう。
男性キャビンアテンダントとの出会い
私がワーキングホリデーに行った時のことですが、たまたまシェアハウスを申し込んだ人が、向こうの国の航空会社の男性キャビンアテンダントでした。英語が全然話せない私に、日本語で色々とフォローしてくれて、本当に良い人でした。
何度か彼の航空会社を使ってその国で移動した事があった為、他の航空会社に比べるととてもきめ細やかな良いサービスであり、外国にしてはやれているなぁという印象を彼に話しました。
それに加えて、これは私の勝手な印象だったのですが、とても美形の男性で多く思わず見とれしまうくらいの人も居て、物腰も異様に柔らかな人が沢山居たと話したのです。
きめ細やかなサービスの裏側は…
実際に勤めている彼の話では、彼の会社は実際にゲイの方が多くて、出会い目当てで就職を決める人も多くいるとの事でした。
正直ビックリしました。日本ではとても考えられない話です。
彼は普通に女性が好きらしいのですが、何度か誘われて困った事があったそうです。
その国に住む姉にも聞いたところ、その航空会社にゲイが多いのはみんな知っているとの事。
私はある意味、いいところをついて人を雇っているなぁと、感心しました。
日本では見られない偏見のない状況に関心
ゲイは男性だけど気持ちが繊細で、とても細かい所に女性並みに気が届く人が多いようで、その航空会社を使った時も優しく子どもを慰めているキャビンアテンダトにたくさん会いました。
日本ではまだまだそういった所に偏見がありますが、最初からそれを知られた上で人雇うというのも、外国ならではだなぁと、日本では見られないようなやり方に改めて感心した事を覚えています。