機内

国内外問わず、飛行機に乗っている時間の使い方で悩むというお客様は多いものです。
たとえ1時間でも…逆に1時間だから何をして過ごせばいいのかわからない…ということもあります。

そこで、客室乗務員に聞いた機内での正しい過ごし方についてご紹介します。

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狭いエコノミー席ではどう過ごせばリラックスできるのか

エコノミー席というには非常に狭い空間ですが、それでも自分次第でリラックスできるようです。一番は就寝体制に入りたいために、携帯枕、ブランケットを利用して休むという方法です。

どのような体制であれどもリラックスさせていただきおくことが重要です。
特に時差がある海外へと向かう場合です。

次に心配なことがトイレ事情です。
とにかく混雑しやすいトイレ対策にはできるだけドリンクサービスやアイスクリームの摂取を避けること。

もしも水分補給を行うなら、搭乗後すぐ、あるいは食前にトイレを使用するようにします。機内は乾燥しやすい空間です。ドリンクで口を湿らせたりする程度に抑えておくと良いです。

眠れないときのリラックス方法

眠くても機内では就寝できないということも多いです。
そのようなときは、寝付けないとイライラするよりも楽しいことを考えたり、ガイドブックをみて脳と体をリラックスさせるようにします。心と体は繋がっていますから、リラックスさせることで自然に眠りを誘うことにもつながります。

エコノミー席ではなるべく両足を前にだしてエコノミー症候群を予防しましょう。
トイレに立つ、歩くという行動でも予防にいたります。
ただし、席を立つときは周囲の乗客に配慮しながら行動するようにします。

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機内に持ち込めるリラックスアイテムたち

機内でリラックスするときはアイテムの存在も欠かすことができません。
のど飴、お薬、サングラスというように小物類が多いでしょう。

他にもコンパクトなルームシューズ、小ぶりなストールも役立ちます。

機内で靴を履いた状態ですと、足がつかれてしまいます。とくに、日本人は屋内で靴を脱ぐ習慣があるために機内ではソフトなルームシューズに履き替えて過ごすとリラックスすることができます。

また、小ぶりのスチールは気圧の加減で少し冷えるときに大変役立ちます。
他には香りのでないリップクリーム、ハンドクリームというアイテムも良いでしょう。

エコノミー症状群が怖いときの予防法

エコノミー席は大変狭い空間です。エコノミー席で長時間過ごしていた乗客に起こる症状をエコノミー症状群という風に呼ばれています。

正しい病名は、深部静脈血栓部と言います。
この病気は一定時間姿勢を保つと大腿の静脈に血栓が生じてくるという症状です。

怖がらなくても予防方法があります。
たとえば、トイレのために歩く、適度な水分補給、座った状態で脚を動かす、足の指を動かす、という行動である程度予防に可能になります。
絶対に控えたい行動は過食、過度なアルコール飲料の摂取です。

エコノミー席でリラックスするには自分で工夫、努力することが求められていますが、客室乗務員にお水やブランケットをもらうなど必要なときは助けてもらいましょう。

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