南方航空の客室乗務員募集の応募締切が終了し、これから面接だ!とドキドキしている方も多いのではないでしょうか?そんな方々のお役に立てれば嬉しいので、今回は、私が体験した南方航空の面接についてご紹介します。
南方航空の客室乗務員募集の大まかな試験の流れは、まずは書類審査から始まります。
書類は日本語で記入して送付します。
合格するとメールあるいは電話で連絡が来ますから、ここから一次試験がスタートします。
一次試験の内容&面接体験談
一次試験は、身長チェック・スキンチェック・グループ面接などが行われました。
身長チェック
壁に160cmラインのテープが張られていてそこに1人づつ靴を脱いで立たされます。
そして、つま先立ちで202cmの荷物棚のラインに合わせたテープを触れるかどうかの確認も行われます。
明らかに達していない方はその場で帰らされたと聞きました。
私の回では全員次の審査に進んでおりました。
スキンチェック
そのあと、腕の傷や足、顔の肌質をグルグル2周くらい周り厳しくチェックされます。
事前にトイレでストッキングとジャケットを脱ぐように指示されました。
足に関しては中国では O脚が好まれないためそちらも厳しくチェックされていたようです。
著しい肌荒れやニキビに関しても細かくチェックしていたようです。
待合室で待っている間に必死にコンシーラーでにきびを隠していたりあざを隠している方がいらっしゃいましたね。
当日はそうでなくても緊張して焦ってしまうので、事前に対策したり準備しておいた方が良いと思います。
また、トイレが少数しかないにも関わらずずっと占領している人がいるために混雑していたり、洗面台を化粧直しで独り占めしている人がいたり・・・。
面接に受かりたく必死なのはわかりますが、そういった配慮に欠ける行動は試験官にもチェックされてますよ!
グループ面接
グループ面接では、5名ほどの受験者が日本語と英語で自己紹介、志望動機などを順次聞かれ答えていきました。
そのあと、1人づつ機内アナウンスの英語を読まされます。
声の質や雰囲気を見られていたように感じましたね。
次に、「女性の試験官から足の不自由なお客様がいらっしゃいます。あなたならどうしますか?演技して見てください」というお題を与えられて一人芝居をしました。
中国語を片言話せたので、中国語も交えながら演技をすると試験官もニコニコ笑顔になっていらっしゃいました。
他の方には、「中国人クルーが仕事をせずあなたにばかり業務をやらせます。あなたならどうしますか?」という質問もありました。
南方航空の面接ですから、中国人に関する質問をされるとドキッとしますし、どう答えたら良いのか迷ってしまいますよね。しかし、そこで「えっ?」とパニックにならずしっかりと自身の意見を述べられるかを見られているようですから、慌てずに対応しましょう。
一次試験の結果は、数週間後、一次試験の結果をメールで頂きました。
二次試験の内容&面接体験談
会場にいらっしゃった方は50名程度で、二日間で午前と午後があったので大まかに200名近くいらっしゃったと思われます。
筆記試験があり、終わった方から提出して個人面談に進むように言われました。
個人面談
個人面談では、東京事務所の中国人社長、現役CAの方、本社からの採用担当者数名など6人ほどいらっしゃる中での面接となり緊張せずに自身の思いを伝えられるかが鍵だと思います。
英語と日本語を話せる方は中国語での会話がメインとなり、私の時は10分ほどの面接で終了となりました。
自己紹介ビデオのお題について
合格した方のみにメールが届き、自己紹介ビデオを送るというお題が出されました。
期限も3日ほどしかなく、背景が白と指定があったため急遽シーツを買って壁に貼り付け動画をとりました。
また、1分から3分の間にいかに自分自身を表現できるかが鍵です。
後ほど聞いたお話だと歌を歌われた方、4ヶ国語で話した方、ダンスを披露した方など個性的な方々がいたようです。
私は手作りのフリップを作成し自分の自己紹介を分かりやすくビジュアルでも楽しめるようにまとめました。
そうすることでただ話すよりもより視覚的なイメージで残りやすいこと。他の受験生との差別化を図れることでより合格に近づいたのだと思います。
最終合格の結果もメールでいただきました。
合格後の健康診断について
二次試験に合格したら、健康診断を急いで受診して会社に提出が必要です。
健康診断は病院によっては予約が1週間先・さらに結果が出るまで2週間など様々なので、出来るだけ当日検査オッケーで結果が1週間以内というところを探すと良いでしょう。
都内には数件ありますよ。
以上が、私の合格体験談となります。
南方航空で働きたいと思っている方や、面接対策をしっかりしておきたいという方の参考になれば幸いです。がんばってください!!