お客様体験談の第8弾!!
日本航空のCAさんに関するお話です。大和撫子のようだと思ったという方からの体験談をご紹介します。
大和撫子ってどんな女性?
大和撫子は、かわいい花のナデシコの別名で、日本女性の美称・賛辞としても使われます。
最近は、清楚で大人しく、口数が少ないとか夫や彼氏の言うことに黙って何でも従うような女性のことを大和撫子だと思っている人が多いようです。日本人で美人のことをそう呼ぶのだと思っている人までいますね。
しかし、明治や昭和時代に大和撫子と呼ばれていた女性たちはただ大人しい女性でも口数が少ない女性でもありません。
従うべき相手や環境には従って相手を立てるけれど、芯は強くいざという時にはその強さを発揮できるような女性をそう呼んでいました。清楚で慎ましやかでありながら、凛とした強さをもった女性ですね。
ではここから、体験談をご紹介します。
日本航空の客室乗務員
私が20代の頃は、日本航空の客室乗務員よりも全日空の客室乗務員のファンだったのですが、30代になってからは日本航空の客室乗務員の対応を好むようになりました。
日本航空の飛行機に搭乗した際に対応してくださる客室乗務員さんは、全日空の客室乗務員さんと比較して年齢層が高くて地味に見受けられますが、大和撫子と呼ばれる通りにある時期から客室対応中の所作が美しく感じられるようになりました。
日本航空の客室乗務員の年齢層は高めで、メイクやヘアスタイルも地味に見受けられますが、お客様への対応が繊細で丁寧だと感じました。
前職の上司の女性の話
その後、業種は異なりますが私の前職の上司にあたる女性が、日本航空の客室乗務員経験者でした。
彼女は、背は小柄ながらも英語力を活かして、国際便の担当を数十年と任されてきたという経歴でした。
彼女の話では、国際便はフライト時間が長く体力仕事であったというそうですが、高度成長の時代に勤務していたので世界中の高級ホテルに宿泊をさせてもらっていたそうです。
時を得て日本航空で客室乗務員の人員削減が行われた際には、伊丹空港勤務から関西空港勤務へ変わるか、辞職するかという選択を迫られたそうです。上司である彼女は、この機会に日本航空を退職する道を選んだそうです。
そのような彼女を見ていると、非常に肝が座っていて、所作が美しいところが見受けられます。
私は、人生で彼女に出会えたことで日本航空の客室乗務員としての印象は、大和撫子であると改めて思いました。