航空業界でモテるというとパイロットを思い浮かべる方が多いでしょう。
しかし、他にも男性がモテる職種が実はあります。
それが、航空整備士です。
もちろん誰もがモテるというわけではありませんが、航空業界で働いている私の経験で言うと、航空整備士は陰ながら人気が高いのです。
女性と接点が少ない航空整備士
普段、航空整備士は、グランドスタッフや客室乗務員と長い時間、一緒に仕事をすることはありません。
むしろ航空整備士は、他の職種の職員とは隔離されているのではないかと思ってしまう程、女性職員との接点は少ないのです。
また地方空港では、会社の事務所1つに対して、グランドスタッフと整備士等、複数の職種の人達が仕事をしている環境となっているところがありますが、そのような環境下においては、業務中に話はするものの、時間的に、それほど多くの接点を持つものでもありません。
職人気質の高い人材が集まっている整備部門なので、女性には振り向かない、一匹狼のような雰囲気を感じさせる男性が多いのです。
知り合いの航空整備士が別の職種のお相手と結婚
しかし、そんな接点の少ない整備士が何故か、女性に人気があるのです。
どこで知り合っているのか、私はいつも不思議でなりませんでした。
むしろ、どこか羨ましいとも思っていましたが。
ある日、知り合いの独身整備士が突然、結婚すると報告がありました。
普段は、結婚の微塵も感じさせない素振りで業務に没頭しており、また、数年後は、一等航空整備士の試験も控えている為、業務終了後は、遅くまで毎日勉強漬けであったはずなのに。
しかも、お相手は航空業界の方で、職種は全く別。
そして、これまでに全く話したことがなかった方との事で、更にびっくりしました。
ずっと勉強していたはずなのに。
出会ったきっかけとは？
真っ先にどこで知り合ったのか本人に聞いたところ、仕事で飛行機の整備中に、たまたま飛行機の傍にお相手の方がいて、その時に顔を覚え、先日、ばったり帰りの電車で一緒になって、少し話をした事がきっかけになったとか。
他の整備士も客室乗務員とのお付き合いがあったり、飲みに行った噂を聞くことがしばしばあり、陰ながらにして、女性に人気があるのです。
私には無縁の人気なので、全く面白くない話ですが、そんな整備士の方達がいつまでも羨ましく、いつしかあの人達を超えたいと思った事がありました。そして、私は最後の最後まで業界内では無縁でした。
