まるでお局様?航空業界・搭降載部門のある先輩の感覚

航空業界には様々な部署があり、その一つに主に荷物を飛行機から取り卸したり、載せたりする搭降載部門という部署があります。

ある日、私が研修で他部署にあたる搭降載部門にお邪魔した時、丁度、噂に聞いていた私の先輩でもある搭降載部門のリーダーが勤務していました。普段会議では無口で発言は必要最小限にするタイプの先輩ですが、現場に入るとそのイメージは一変します。

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まるで自衛隊?突然ピリピリモードに!

どのように一変するのか噂でしか聞いたことがなかったので、この機会に目で見る絶好の機会。その先輩を凝視する事にしました。

まず、始業時に全員を一列に並べて点呼が始まりました。
自衛隊かと思ってしまうほど、突然ピリピリモードになります。

この点呼は何?と思いながら、私も流れのままに対応しました。
しかし「声が小さい」と言われてやり直しに…

心の中では研修なのに何故?と思いながらも次に大きい声で「14」と言うと、「うるさい、程よく言え」と言われました。

この先輩は先輩の感覚に合致した行動や発言等、全てが合致しないと、何かと修正されるという噂なのです。そして正にその通りでした。

コーヒーリストにびっくり。仕事に就く基本って本当?

点呼が終わると準備体操に入ります。
3分ほどで終わる体操で、そこは無事に終わりました。

体操後は事務所でブリーフィングという打ち合わせが始まります。
そのブリーフィングが始まる前に新人はコーヒーを必ず先輩方に入れなければなりません。

そしてその風景を見させていただいた時にビックリしたことが!
何と、コーヒーを入れる流し台の壁面に、Aさんは砂糖なしのブラックのみ・Bさんは砂糖大さじ1ミルク1杯・Cさんは砂糖大さじ半分のミルク2杯等、全員のコーヒーリストが掲示してあるのです。

そして先輩は何と甘党で砂糖大さじ2杯と掲示が。
ここまで徹底しているのはその先輩の指示なのです。
コーヒーを満足に入れる事は仕事に就く基本なんだそうです。

時代遅れの感覚はまるでお局様

何だか時代遅れのような気もしますが、躾の一環なのでしょうか。
基本まで先輩の感覚で教えられる為、自分の常識を否定され兼ねないと思い、研修は1日で終わりにしてもらいました。

女性の場合だと、お局様なんて言葉もありますね。
お局様のイメージは人それぞれあるでしょうが、もともとは自分の思ったルールに合わせて職場を仕切るような女性のことを言いました。今では、意地悪とか口うるさいというだけでお局様と言われることも多いです。

そしてお局様とは違うものの、男性の中でもこのような状況ってあるものなのです。リーダーや上司の言うことは絶対というような風潮ですね。

これは航空業界だけではなく、どんな業界でもあることでしょう。
仕切っている人の感覚ひとつで物事が決まるというのは、その感覚が一般的な常識でない場合には何らかのトラブルになることもあります。

自分の考え方だけで仕切るのではなく、時代にあった発想や常識的な行動をしながら周りの意見も取り入れるなど、柔軟的な対応をしたいものですね。

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